カメラカーをレンタルレイアウトで!(導入編) (2013年12月9日)
issです。ご無沙汰しております。
たいへん久々の投稿になりますが,今回はこんな車両アイテムをご紹介します。
‥‥ちょっと解りにくいですね。車両にカメラを搭載して前面展望と楽しむアレです。
いわゆる車載カメラカー,というヤツですが‥‥紹介に先立ってひとつお約束を。
<ちゅうい>
以下の内容では,使用した各製品について,本来想定された使用方法ではないものも含まれています。
参考にする際には必ず自己責任で実行するようにしてください。
それでは上記の注意事項に留意した上で,続きをお楽しみください。
以前からラウンドハウスブランドで「カメラカー (キハ30系久留里線タイプ)」が,そして最近になって「カメラカー E233系中央線 3両セット」が発売されてますが,今回ご紹介する内容も基本的には同じ構成(RF SYSTEM トレインスコープ TC-9)です。
ただし,このシステムでは以下の要件を満足することが必要になります。
・映像を受信するには同梱のチューナーなどが必要
・映像を出力させるモニタ(=TVなど)が必要
つまり,車両走行用とは別個にコンセントからの電源を必要としています。これが意味するところは「基本的にコンセント電源があるようなところでの使用を前提」ということになります。
しかし,たまでんクラブが主に活動しているエリアではレトモ様,PLUSPORT様をはじめとする,いわゆるレンタルレイアウトが多数あり,コンセントの問題だけで折角のカメラカーが活用できないのは少々勿体無い‥‥ということが言えます。
そこで,本記事では「コンセントが無くてもカメラカーを使用」する一方法を紹介したいと思います。用意したものは以下のアイテムです。その他,車載基板用に手持ちの部品をいくつか使用しています。
・RF SYSTEM トレインスコープ TC-9
・ELECOM スマートフォン用モバイルバッテリー「DE-U01D-1908」
・CENTURY 液晶モニタ 「plus one DVI(LCD-8000DA)」
・KATO 313系 2300番台 2両セット(#10-588)
カメラ搭載車両として313系をチョイスしたのは,バランスの良い2両編成で直流電化区間ならどこでも走れそうな汎用性を‥‥とかは後付けの理由で,単純に筆者の趣味です。
このほか,手持ちのPSP充電ケーブルと,追加のUSB電源としてeneloop mobile boosterも使用しています。既に絶版で入手困難のものもあるかも知れませんが,適宜互換品は現在も入手できるものと思います。
この構成のミソは,「USB駆動ができてコンポジット映像入力のある」モニタを用いることと,モバイル用USB電源を用いることになります。トレインスコープの映像出力はコンポジットなので,それに対応したモニタである必要あるのでその2点を成立させる必要があります。
また,このトレインスコープのチューナーの電源は,よく観察するとPSPの充電端子と同じ形状。いわゆる「極性統一 DCプラグ」というもので「EIAJ #2」というものを使用すれば良さそうな雰囲気。となるとモニタと同じくUSB電源+PSP充電ケーブルで行けそう‥‥。
ただし,このチューナーはDC6V仕様のようで,USB電源の5Vで動作するかは「やってみないとわからない(動作保証外)」と言う状況。手持ちの電源でいくつか試したところ,1Aなど大電流に対応した電源であれば動作可能である「っぽい」雰囲気です。その辺りは動作保証外ならでは(?)のトライ&エラーというところでしょうか。
‥‥ちょっと記事が長くなってきました。
コンセプトと用意するものが揃ったところで次回へ続きます。
こんな感じの313系カメラカーを目指していくことに(写真は完成後の姿です)。
<次回へ続く>
たいへん久々の投稿になりますが,今回はこんな車両アイテムをご紹介します。
‥‥ちょっと解りにくいですね。車両にカメラを搭載して前面展望と楽しむアレです。
いわゆる車載カメラカー,というヤツですが‥‥紹介に先立ってひとつお約束を。
<ちゅうい>
以下の内容では,使用した各製品について,本来想定された使用方法ではないものも含まれています。
参考にする際には必ず自己責任で実行するようにしてください。
それでは上記の注意事項に留意した上で,続きをお楽しみください。
以前からラウンドハウスブランドで「カメラカー (キハ30系久留里線タイプ)」が,そして最近になって「カメラカー E233系中央線 3両セット」が発売されてますが,今回ご紹介する内容も基本的には同じ構成(RF SYSTEM トレインスコープ TC-9)です。
ただし,このシステムでは以下の要件を満足することが必要になります。
・映像を受信するには同梱のチューナーなどが必要
・映像を出力させるモニタ(=TVなど)が必要
つまり,車両走行用とは別個にコンセントからの電源を必要としています。これが意味するところは「基本的にコンセント電源があるようなところでの使用を前提」ということになります。
しかし,たまでんクラブが主に活動しているエリアではレトモ様,PLUSPORT様をはじめとする,いわゆるレンタルレイアウトが多数あり,コンセントの問題だけで折角のカメラカーが活用できないのは少々勿体無い‥‥ということが言えます。
そこで,本記事では「コンセントが無くてもカメラカーを使用」する一方法を紹介したいと思います。用意したものは以下のアイテムです。その他,車載基板用に手持ちの部品をいくつか使用しています。
・RF SYSTEM トレインスコープ TC-9
・ELECOM スマートフォン用モバイルバッテリー「DE-U01D-1908」
・CENTURY 液晶モニタ 「plus one DVI(LCD-8000DA)」
・KATO 313系 2300番台 2両セット(#10-588)
カメラ搭載車両として313系をチョイスしたのは,バランスの良い2両編成で直流電化区間ならどこでも走れそうな汎用性を‥‥とかは後付けの理由で,単純に筆者の趣味です。
このほか,手持ちのPSP充電ケーブルと,追加のUSB電源としてeneloop mobile boosterも使用しています。既に絶版で入手困難のものもあるかも知れませんが,適宜互換品は現在も入手できるものと思います。
この構成のミソは,「USB駆動ができてコンポジット映像入力のある」モニタを用いることと,モバイル用USB電源を用いることになります。トレインスコープの映像出力はコンポジットなので,それに対応したモニタである必要あるのでその2点を成立させる必要があります。
また,このトレインスコープのチューナーの電源は,よく観察するとPSPの充電端子と同じ形状。いわゆる「極性統一 DCプラグ」というもので「EIAJ #2」というものを使用すれば良さそうな雰囲気。となるとモニタと同じくUSB電源+PSP充電ケーブルで行けそう‥‥。
ただし,このチューナーはDC6V仕様のようで,USB電源の5Vで動作するかは「やってみないとわからない(動作保証外)」と言う状況。手持ちの電源でいくつか試したところ,1Aなど大電流に対応した電源であれば動作可能である「っぽい」雰囲気です。その辺りは動作保証外ならでは(?)のトライ&エラーというところでしょうか。
‥‥ちょっと記事が長くなってきました。
コンセプトと用意するものが揃ったところで次回へ続きます。
こんな感じの313系カメラカーを目指していくことに(写真は完成後の姿です)。
<次回へ続く>