issです。カメラカー紹介記事の続きをお送りします。
いよいよ今回が最終回となります。



<おやくそく>

以下の内容では,使用した各製品について,
本来想定された使用方法ではないものも含まれています。
参考にする際には必ず自己責任で実行するようにしてください。

それでは上記の注意事項に留意した上で,続きをお楽しみください。


さて,完成したカメラカー。ハイビームがたいへん眩しく仕上がりました。
折角ならリアルタイムだけでなく録画して何度でも楽しみたい,ということで録画の話です。

前述の通り,このカメラカーシステムの映像信号はコンポジットです。となれば,録画するためにはコンポジット信号を入力できるデバイスを用意すれば‥‥とあれこれ考えてみましたが,パソコン+ビデオキャプチャなどで大掛かりになると可搬性が悪くなるので出番が減りそう‥‥などと検討。

結果,店頭で見かけて実はこんなんでも大丈夫そうだ‥‥ということで半ば衝動買いでiriver製「Lyumo M44 FORCE」を入手しました。

試したところ,付属の映像ケーブルを接続するだけでカメラカーの映像がカンタンに録画可能でした。ただし,録画は映像信号の有無を厳しく見ているようで,受信感度が落ちると録画が途絶えてしまう難点はあり,その辺はアンテナの位置を変えて受信しやすい状況にするなど,工夫が必要となるようです。

それから,この製品の用途はポータブルプレイヤーであるため,当然ながらバッテリが内臓されています。充電しておけばモニタ側の外部電源も不要だったりしますので,お手軽に遊ぶのであれば液晶モニタまで用意する必要は無いのかもしれません‥‥。

さて,色々と述べてきましたが,最後はこのM44 FORCEで録画したカメラカー映像をご覧いただいてこの記事のラストにしたいと思います。



場所は鉄道模型のお店「レトモ様」の8番線。手前の引き上げ線からエンドレスへ向かうまでの区間です。
(撮影から時間が経っており,現在と多少景色が異なるかもしれません)

かなり眩しい前照灯の効果もあり,トンネル内も割と鮮明な画像が得られているものと感じます。今後も機会を見てこのカメラカーを使った「撮影列車」を運転していきたいと思います。

長々と書いてきましたが,ここまでお読みいただきありがとうございました。
こうして撮影列車を走行させるのもひとつの鉄道模型の楽しみ方かと思いますので,興味があればぜひカメラカーに挑戦してみるのも一興かもしれません。

<おしまい>