ということで『東急8590系大井町線』をほんのちょこっとだけディティールアップしていきます。

東急8590系 模型

まずはお馴染みの「墨入れ」-車体のドア間および屋根のクーラーに対して施工します。

大井町線の場合は前者が1両あたり4ドア×2面×5両=40か所、後者が1両あたり4台×3面×5両編成=60か所と、合計ちょうど100か所施工が必要となります。

・・・数だけでいえばなかなかのものですが、田園都市線仕様(※当時の記事=http://tamaden-club.sakura.ne.jp/index.php?itemid=1272&catid=8)に比べればその数は半分・・・いえ、田園都市線仕様は2編成投入しましたので実質的には4分の1ですみますので圧倒的に楽です(笑)

ついでにこちらも私の東急車シリーズでは定番作業である、パンタグラフの集電ホーン端部をガンダムマーカーの「ガンダムイエロー」で、列車無線アンテナをMr.colorの「ライトブルー」で塗装しておきます。

東急8590系 模型

お次は製品に付属のステッカーを貼っていきます。
・・・といっても、一番数の多いであろう、誤乗防止のための「大井町線ステッカー」は既に印刷済なので、作業としては下記のものだけです。

① 優先席・・・5両合計9 か所
② 車椅子スペース・・・4号車の1か所
③ 弱冷房車・・・2号車の8か所

また車番については前回ご紹介したとおり、製品の状態では8693Fになっておりますが、今回は1編成しか導入していないこと、たまでんクラブ内で重複することもなさそうなのでそのままにすることにしました。

・・・ただこれでおしまい、ではさすがに少々寂しい気がしましたので、最後は行き先でスパイスを加えることにしました。私がチョイスしましたのは―

東急8590系 模型

はい、「急行 大井町」です。
・・・現在の大井町線の急行と言えば、言うまでもなく6000系です。

しかし2006年(平成18年)3月から6000系がデビューする直前の2008年(平成20年)3月まで、土休日の朝夕のみではありましたが、田園都市線⇔大井町線直通急行(※ただし急行運転は田園都市線内のみで、大井町線内は各駅停車)が運転されておりました。

ちょうどこの頃、大井町線へ8590系が東横線より転属し、前面にグラデーション帯をまとって衝撃の?デビューを果たしたのでした。(※後に8500系4編成、8090系8081F~8089Fの5編成にも急行運転用の車両として施工。)

基本的に私の東急車は現行仕様(引退した車両は晩年仕様)の姿にしていることが多いのですが、私にしては珍しく一昔前の、ちょっと懐かしい姿を再現することにしたのでした。・・・ただ大井町線にグラデーションをまとった車両が、しかも田園都市線内を急行運転する姿のインパクトは当時の私にはあまりにも強かったので、個人的にはこれしか選択肢はない感じです(笑)


さて、ステッカー類の貼付けも終わり、ひとまずこれで完成とすることにしました。

最近は遠征ばかりで運転会ができておりませんので、近いうちに運転会を開催して、早速デビューさせて、6000系との新旧大井町線急行?の夢の競演をさせてあげたいところです―。


-おしまい-