五反田駅で、最新形式?の1000系1500番台(※新造ではなく改造車ですが。)から、7600系7601Fへの劇的なバトンタッチを見届けた後は、早速7601Fへと乗り込み、次なる撮影地へ向かいます。

ただし、7601Fが日中の運用についたとなれば沿線が大フィーバーするのは明らか。さらにこの日は蒲田駅でイベントが行われておりますから、「蒲田に近づけば近づくほど撮影の場所取りは難しいだろう。」ということでー。

さよなら 東急7600系

五反田駅からほど近い、戸越銀座駅までやってまいりました。ここ戸越銀座駅の五反田寄りホーム先端、そのすぐお隣にある踏切、はたまた線路沿いの道から池上線の車両を撮影することができます。

この日、7601Fが営業運転に入ったのは06運行ー。

私は06運行がまだ蒲田へ向かっている頃からカメラを構えていたのですが、1本前となる05運行が到着すると、大量の同業者の方々も参戦。さらに当該である7601Fの06運行が到着すると、あっという間に身動きが取れないほどの大人数となり・・・久しぶりにすごい熱気を肌で感じました(笑)

さよなら 東急7600系

この頃になると、空はいつの間にか曇りになっており、順光逆光関係なく撮影できるようになっておりましたが、7601Fがやってきた瞬間に太陽が顔を出してくれたおかげで、いい感じにダイヤモンドカットの前面に光が当たる好条件で撮影することができました。

それにしても7601Fを撮影していて驚いたのが、いつの間にか運番表示器が従来のLED式から昔懐かしい幕式のもの(※本物かレプリカは確認できませんでした。)に交換されていました。

おそらく五反田駅での折り返し時間を利用して実施されたものだと思いますが、まさかこんなサプライズをやるとは思ってもいませんでした。さらにネット上の情報を見ている限りですと、最後の方は行先表示器もLED式から幕式タイプに交換されていたようですね。

まさに「最後の花道で錦を飾る(※歌舞伎塗装が剥がされたので、むしろ飾られていない=すっぴんという表現が正確ですが。)」といったところでしょうか。


さよなら東急7600系 7601F

ただ残念なことに、「今日いったい何があったの?」と駅係員の方に尋ねる一般のお客様に対して、「この電車が走るの最後なんです。」という回答が沿線のあちこちで耳に入ってきましたので、この日がラストラン?だったようです。

私はこの後、みなとみらいで「ヨコハマ鉄道模型フェスタ」を覗きに行くことにした(※東急3500系の鉄コレは今回完全に諦めました。)ので、最後の最後まで見送りませんでしたが、自分の目で東急7600系の最後?を見送ることができたので、大満足の一日でした。

※実は車両運用の都合でちゃっかり営業運転に入ることがまだあるかもしれませんが、とりあえず私にとってはおそらく最後の機会だろうということでー

ありがとう!東急7600系、長い間大変お疲れ様でした!


ーおしまいー