電鉄富山駅で2年振りの「ダブルデッカーエキスプレス」を撮影した後は、そのまま同列車に乗車し、一路立山線の終点である立山駅へ。

富山地方鉄道 ダブルデッカーエキスプレス

・・・さすがに大型連休初日ということもあって、車内は登山客やアルペンルートへの観光客で大変混雑しておりました。

私は今回、初めて立山線に乗車したのですが、思ってた以上に急こう配、カーブが続く登山鉄道といった雰囲気で、ここを京阪電鉄の元特急車、しかもダブルデッカーを連結した車両が走るというのはなんだか不思議な感じになりました。

新鮮な車窓を楽しみながら約50分ほどで立山駅に到着です。


富山地方鉄道 ダブルデッカーエキスプレス

立山駅からは普通であればケーブルカーに乗り換えて、長野県方面へアルペンルートを辿って行くと思われるのですが、私たちにとっては全くの無縁。

立山駅構内の配線や留置線などをチェック。また立山駅に入線、出発する車両たちを撮影するなどして駅周辺から一切動くことなく徹底的に?張りつくのでした。

・・・間違いなく観光客や観光関係者といった方たちからすればイレギュラーな存在に見えるでしょうね(笑)

富山地方鉄道 ダブルデッカーエキスプレス

さらに土産屋を覗いたり、飲食スペースでソフトクリームを食べたりして立山駅でのひと時を過ごした後は、「ダブルデッカーエキスプレス」と双璧をなす富山地方鉄道の鉄道線の観光列車である「アルプスエキスプレス」に乗車します。

こちらは言うまでもなく、元西武鉄道の初代「レッドアロー」5000系が譲渡されたもので、富山地方鉄道では16010系を名乗っております。

ちなみにこちらの「アルプスエキスプレス」は、木をふんだんに使った内装からわかるとおり、JR九州の車両やしなの鉄道の「ろくもん」でお馴染みの水戸岡鋭治氏(ドーンデザイン研究所)によってデザインされています。

・・・ホント、今ではいろんなところで水戸岡氏が手掛けた車両を見かけるようになりましたね。同氏のデザインの人気の高さが改めてうかがえます。


「アルプスエキスプレス」に乗車して、今度はきた道を再び電鉄富山駅方面へと山を下りていくのでした。


⇒次回へ続く