前日は結局、「深夜急行」どころか最終電車(といっても「深夜急行」の後は1本しか列車がありませんが。)まで見送った私たちー。

その代価は当然?睡眠不足ーすなわち肉体と精神の疲労となって私たちに容赦なく襲いかかったものの、それでも私たちの活動はまだ終わりませんでした。
そうー。

京阪電鉄 本線

今回の京阪遠征 真の最終ラウンド、平日朝ラッシュ時間帯の京阪本線撮影が待ち受けていたのです!

しかし最終日となるこの日は残念ながら本振りの雨。
思った以上に気温も低く、疲労困憊の私たち(自業自得)にはかなり厳しい条件となりました。

とりあえず「ホームで撮影ができて、かつ屋根がある駅」ということで、今回は門真市駅で撮影することにしました。

京阪電鉄 本線

平日朝ラッシュ時間帯の下り(京橋・淀屋橋方面)しか走らない列車種別といえば、「通勤準急」や「通勤快急」-。

またそれ以外にも中之島線方面へ向かう8000系の普通や区間急行なども撮影することができる、深夜帯とはまた違った大きな魅力のある時間帯です。

ただ、本来であれば間違いなくトークで盛り上がるところが、明らかに疲労が限界を超えていたせいで、複々線をフル活用した、平日朝ラッシュ時間帯の京阪本線の列車にひたすら反応して黙々撮影するのが精いっぱいでした(笑)

とはいえ口に出せなくても、私にとっては初めてとなる京阪本線の平日ーしかも朝ラッシュ時間帯で撮影することができたので大満足でした。

また、これでおそらく現在 京阪本線を走る全ての種別(「普通」「区間急行」「準急」「通勤準急」「急行」「深夜急行」「快速急行」「通勤快急」「特急」「快速特急」)を目視、撮影することができました。

京阪本線 5000系

撮影を終えた後は最後に、これまた京阪本線の平日でしか見られない、5ドア全てを使用している5000系を取材しました。

私たちは普段、当然休日に訪れることが多いため、5000系は3ドアしか使用していないため、ようやく今回5000系の真の姿?を見ることができました。

東急田園都市線を走る東急5000系も、6ドア車両3両連結という強力?な編成が朝ラッシュ時間帯で活躍しておりますが、こちらの5000系はすべての車両が5ドア、それが全て開くのですからその姿は圧巻です。

また5ドアを使用する際にドア上に収納される座席も実際に見ることができましたが、この構造がもう40年くらい前?に採用されているのですから、改めて京阪電鉄の発想のすごさを実感します。



最後は完全にボロボロになりながらも全てのミッションをやり遂げた私たちー。

特に私にとっては、男山ケーブルの乗車や守口市―京橋間でB線を走る区間急行など、まだいくつか積み残しがあるものの、京阪電鉄のシーズンダイヤ、深夜時間帯、平日朝ラッシュ時間帯を一気に体験できたことで、京阪ファンの一員になれたのではないかと思います。

「たまでんクラブ」の本業はあくまで東急&上田押しですが、第二の核として今後も全力で京阪電鉄を追いかけていきたいと思います。

※昨年夏以前の私からすればいまだに信じられない発言ですね(笑)


-本当におしまい―