京阪電鉄 8000系

車体の青色と赤帯の塗装を完了した後は塗装するに際して取り外していた窓ガラスや屋根機器といったパーツを再度装着、組み立てます。

・・・まさか本当に「8000系きかんしゃトーマス号2015」にチャレンジすることになるとは思ってもいませんでしたが、とりえあず塗装に関してはそれなりに見える感じには仕上がりました。

さて、お次はいよいよ同編成を作るに際して最も重要かつ、最大の難関とも言える車体ラッピング作業に入ります。

京阪8000  模型 きかんしゃトーマス号2015

今回使用するのはこちらの「新総合製作所」なるところで製作されたデカールー。

・・・おそらくJNMAといった鉄道模型のイベントで販売されていたものかと思われますが、メンバーを介して入手したものなので詳細はわかりません。

ちなみにこちらのデカール、私が愛用しているA-one製のものとは違って水転写タイプのものでした。

・・・水転写タイプはデカールの厚みが比較的気にならなかったり、位置がずれても濡らせば再調整しやすいといったメリットがあるものの、油断するとすぐに破けたり傷ついたりといった繊細さを持つことから、私は今までずっと敬遠してきたのですが、これ以外にトーマスラッピングを再現できるアテもなかったことから、覚悟を決めて人生初の水転写デカールにチャレンジしました。


作業自体は必要な部分を切り取って水にしばらく浸した後、ピンセットでつまんで車体に転写し、余計な水分を拭き取る・・・という流れで行うのですが、これがとても大変。

慎重に作業をしていて(いるつもり?)も位置を調整している時に破れかけてしまったり、キレイに貼り付けたつもりでも空気が入ってしまったりと、いかにも初挑戦者らしい苦戦の連続でした。

・・・これをやる前に戦車でもガンプラでもいいから、適当にほかのジャンルのプラモデルを買ってきてチャレンジをするべきだったと今更ながら思いました(苦笑)

京阪8000系  模型 きかんしゃトーマス号2015

とはいえ、なかなかネットでもこの編成にチャレンジされた方のサイトや画像などは見かけられなかったので、「とにかくやったるぞー!」というノリと勢いとガッツだけで頑張って作りました。

間近でみるといかにも初心者が作ったらしい、粗の目立つ所が見られますが、遠くからみれば「8000系きかんしゃトーマス号2015」ラッピング編成だ!とすぐにわかるくらいのレベルのクオリティーには仕上がったのではないかと思います。

個人的には京阪8000系の中でも特に個性的なこの編成を作ることができたのでとても満足です。また、いろいろと初挑戦な部分も多々ありましたので貴重な経験を得る機会になりました。


なかなかマイクロエース製の京阪8000系を入手するのは難しいですが、また入手できる機会があったらいろいろとチャレンジしてみたいと思います。

ーおしまいー