迎えた遠征の最終日。私たちは平日朝ラッシュ時間帯の京阪本線を撮影するため、複々線区間は関目駅までやってまいりました。

京阪電鉄 本線

撮影開始後、まず現れたのは10001Fに引き続き7連化された10002Fー。

本線で営業運転に入っている姿を見るのはこの日が初めてだったので、出だしとしては最高のスタート・・・だったのですが、しばらくすると上下線のA線、B線ともに列車が全く来ないという事態に。

駅構内の放送に耳を傾けたところ、枚方市駅で信号トラブルが発生したようでした。

ただ身動きが取れない以上はその場にいることしかできませんので、ひとまずは早期の運転再開を願いつつ待つことにしました。


京阪電鉄 本線

結局、25分~30分ほどの遅れで京阪本線は随時運転を再開ー。

とりあえず遅れているだけで、列車の行先・運用変更などは特に行われず、車両の運用上は所定どおりやってきましたので、8000系による各駅停車や7両、8両編成と様々な形式が充当された通勤準急など、平日の朝時間帯ならではの列車を撮影することができました。


さて、そんな状況下にあった京阪本線でしたが、この日の朝に最も撮影したかったネタは13025Fの中間車を1両組み込み、(※13025Fは4連化のうえ宇治線・交野線の運用に充当。)まさかの8両編成化された13000系13024Fでした。

京阪電鉄 13000系

遠征初日の午後、また2日目の夜といずれもお目にかかることのできなかった同編成ですが、最終日の朝にしてようやくその姿を捉えることができました。

13000系に8両編成を示す前面の「8」ステッカー、また側面の「女性専用車」ステッカーの表示がとても新鮮でした。

おそらく8000系のプレミアムカー関連の工事がひと段落したため、6000系のリニューアル
工事が再開、さらに検査等で6000系が入場したことで8両編成の運用に余裕がなくなったための措置かと思われますが、6000系のリニューアル工事はまだまだ続きますから、今回のような13000系の8両編成化はしばらくは定期的に発生するのでしょうね。


・・・もし2200系の付随車(2380番台)が2016年度で廃車にならず残っていたのなら、2200系の8両編成化という選択肢もあった???とか、試運転でのみ実施された13000系の4両+4両の8両編成もあり???(※4両編成の運用上、あまり余裕がないのでおそらく実現する可能性は低いと思いますが。)などといった事を考えながら撮影を続けるのでした。


ー次回へ続くー