まだ一度も訪れたことのない大津線の撮影地ー。
それは京津線の京阪山科ー御陵間にある踏切でした。

こちらの場所、京津線が地下から地上へと姿を現す区間のすぐ近くでして、ずっと前から一度は訪れたいと思っていた場所の1つでした。

京阪電鉄 京津線

踏切の名称が「JRトンネル道踏切」というのはなんともユニークですが、まさにその名の通りの場所にありまして、非常に覚えやすいのでいいですね(笑)

さて肝心の撮影ですが、ご覧のように上り列車(御陵・太秦天神川方面)を中心に、京津線の列車を撮影することができます。ただ思っていたよりも地下トンネルから出てくるところやJR線との交差部分で撮影するのは高いフェンスなどがあって少々難しい感じでした。

とはいえ一度訪れてみたかった場所にこうして来れましたし、久しぶりに京津線をしっかり撮影することができましたので大満足でした。

さてこちらの撮影地、場所的には京阪山科ー御陵間のほぼ真ん中(※厳密にはちょっとだけ京阪山科駅の方が近い?)にある場所でしたので、「せっかくなら御陵駅まで歩こう。」ということで、御陵駅の方へ向かって歩くことに。

京阪電鉄 京津線

すると途中、キレイに整備された遊歩道がありましたので、こちらを歩いてみたのですが周囲の建物の並び方がちょっと不自然。

「もしかしてこの場所って京津線の地上時代(※~1997年まで)の線路跡???」と思っていたところ、遊歩道の終点でようやく確信を得ることができました。

いかにも駅のホームを意識したような構造物は、近くにあった看板を読んだところ、まさにここが旧御陵駅のあった場所で、当時のホームの屋根を模した日除け棚とのことでした。また遊歩道も路線の枕木を意識してーといった旨が書いてありましたので、間違いなく京津線の線路跡ということがわかりました。

当初、御陵駅まで歩くことは計画していなかったのですが、結果として京津線の地上時代の名残りに触れることが出来たので大変いい収穫でした。

京阪電鉄 京津線

御陵駅からは地下鉄東西線で三条京阪駅へ。

いつもであればそのまま京阪本線の三条駅まで歩き、そこからすぐに8000系の特急に乗って大阪方面へー。

と、いう流れがいつものパターンなのですが、「たまには地上の景色を見たい&撮りたい。」ということで三条駅、そして鴨川と京都の街並みを撮影することにしました。

・・・普段は京阪電車ばっかり撮影している(というか京阪電車しか撮影していない)ので、こういうまともな?場面に限って、なかなかうまく撮影できないのはなんとも悲しい話(笑)ですが、夕方、夜と川沿いを散歩したり、夕食を取ったりと私なりに京都を堪能するのでした。

※ただ宿自体は大阪に取っておりましたので、最後は結局京阪8000系の特急に乗ってしまい、いつもの私に戻るのでした(笑)


→次回へ続く