さて、私が作った京阪3000系「プレミアムカータイプ」中間車の模型紹介が終わりましたので、今回はー。

京阪800系 模型

マイクロエースから発売されました「京阪800系・新塗装4両セット」をご紹介したいと思います。

・・・京阪800系といえば、併用軌道区間(びわ湖浜大津ー上栄町間)、急勾配や急カーブが続く山岳区間(上栄町ー大谷間など)、そして地下鉄区間(地下鉄東西線など)の全てに対応した、京阪電鉄の車両の中でも非常に多彩な機能をもった車両ですが、模型(Nゲージ)としては2014年の10月頃、同じくマイクロエースから発売(※品番A8360/A8362)されました。

今回、新たなバリエーション展開?ということで、実車の方で現在進行形で進められている塗装変更後(以降新塗装)の仕様が製品化されました。(※私は購入しておりませんが、同じタイミングで旧塗装・旧ロゴ(=Kマーク)セットも発売されております。)

京阪本線系統と同じカラーリングの800系ということで、当然私が手を出さないはずがなく(笑)、今回の導入(しかも2編成)となりました。

京阪800系 鉄道模型

早速、ケースを開けてみた状態がこちら。

800系は京津線用の車両ということで、本線系統の車両と比べて車体長・車幅・高さのいずれも一回り小さいため、ウレタンの占める割合が大きいですね(笑)

実車と同様、4両編成が1つのケースにまとまっているのはいいとして、ちょっと収納がもったいない感じもしますので後でウレタンは変更したいと思います。

・・・それにしても、実車の方は初めて新塗装化されてからだいぶ時間が経ちましたので、見かける機会も多くなり、個人的に違和感はそんなに感じなくなった「つもり」だったのですが、こうして模型という形で初めて見ると、「間違いなく京阪800系だけど、シティコミューター(※京阪本線系統の3ドアロングシート車)の色をしている・・・。」という感想(笑)

まだ私の(残念な)脳内では旧塗装の方が京阪800系というイメージが強いようです。

京阪800系 鉄道模型

さてお次は付属品。

前面・側面の行先表示と優先席が収録されたシールと、車側灯?パーツが付属しています。
ちなみにシールの行先収録コマは以下のとおり。

・びわ湖浜大津
・太秦天神川
・京都市役所前
・四宮

個人的には「四宮」ではなく「御陵」が収録されるものと思っていましたが、いずれも京津線のダイヤ上行先として設定されてはいるものの本数は非常に少ないので、シールの収録内容としては今回のもので十分だと思います。

※むしろ前回の800系のセットでは、時代的に当然まだ存在していなかった「びわ湖浜大津」がちゃんと今回の新塗装セットで収録されているので全く文句ないです。



次回以降はもうちょっと細かく見ていきたいと思います。


→次回へ続く