TOMIX「JR485系特急電車(ひたち)セット」⑤ (2020年5月16日)
さて(無駄に引っ張り続けた)TOMIXの「JR 485系特急電車(ひたち)」セットのご紹介も今回で(ようやく)最後という事で、Aセット・Bセットの両方を出して並べてみました。
手前に写っているのが今回購入した基本Bセット編成、奥がAセット編成となります。
ちなみに両セットの車番インレタですが以下のとおり収録されています。
■Aセット用
クハ481-1105、モハ484-69、モハ485-69、サハ481-302、モハ484-59、モハ485-59
、クハ481-36
クハ481-1108、モハ484-58、モハ485-58、サハ481-301、モハ484-53、モハ485-53
、クハ481-40
■Bセット用
クハ481-38、モハ484-54、モハ485-54、サハ481-305、モハ484-51、モハ485-51、クハ481-333
試しに1997年頃の勝田電車区(※現在の勝田車両センター)の編成表と照合しますと、Aセット用がK5編成とK8編成、Bセット用がK9編成と車番が一致しましたので、しっかり実車の編成に合わせた車番が収録されている(当たり前かもしれませんが。)ようです。
お次は結局、1両1両で違いのある先頭車たちを並べてみました。
番台区分だけでも3種類(ボンネット先頭車のクハ481-0、電気ガマ先頭車のクハ481-300、中間グリーン車からの先頭車化改造車のクハ481-1100)いるのですが、前回の記事でもご紹介したとおり、上り下りでスカートの欠取り位置の違いや制御回路用のジャンパ栓・栓受けの有無や、クハ481-0の特急シンボルマークの有無と見事にバラバラ(笑)
・・・485系の奥深さ(沼ともいう)のごくごく一部に触れただけではありますが、ようやく身を持って理解できたような気がします。
ただ晩年の485系ひたち編成はK1編成~K10編成の10本体制でしたが、編成毎に細かい違いがあるだけでなく、鹿島臨海鉄道の大洗駅までの乗り入れが昔計画(ただし試運転は行われたものの諸事情により中止)され、その準備がされていた編成なんというネタもあるようですので、沼に入ろうと思えばいくらでも入れるようです。103系に続いて本当に恐ろしい車両であります(笑)
さて最後は晩年の485系ひたち最大の見せ所???である7両+7両の併結運転の様子を再現(といっても先頭車同士を連結しただけ)してみました。
とりあえずTOMIXから製品化されたAセットとBセットの組み合わせだけでも、以下4つの併結パターンで走らせることができます。
←上野 勝田→
①電気ガマ(Bセットのクハ481-300)+電気ガマ(Aセットのクハ481-1100)
②ボンネット(Aセットのクハ481-0)+電気ガマ(Aセットのクハ481-1100)
③電気ガマ(Bセットのクハ481-300)+ボンネット(Bセットのクハ481-0)
④ボンネット(Aセットのクハ481-0)+ボンネット(Bセットのクハ481-0)
ちなみに個人的には同じ形状の先頭車同士(上記①と④)のパターンがしっくりくるのですが、ネットや家にある鉄道雑誌などで実車の併結写真を探してみた限りでは、①~③のパターンは確認できたものの④のパターンだけは確認することができませんでした。
実際は行われていなかったのでしょうか?ただ模型の画像としてはちらほら見かけましたので、私はその時のノリと勢いで①~④のパターン(※自宅で遊ぶときはさすがに7両編成に限定)で遊びたいと思います。
・・・485系ひたちの増備でますます充実した私のJR常磐線ラインナップ。とりあえずE531系は継続で増備していくとして、次は415系0番台とか651系、E653系、E657系といった特急車に手を伸ばしてしまうのか・・・まったくの未計画ではありますが、また増えたらご紹介させていただきたいと思います(笑)
ーおしまいー