2020年真夏の上田遠征②~上田ー城下間その2~ (2020年9月4日)
さて上田駅温泉口駅から歩いて10分も経たないうちに、今回の目的の1つである千曲川橋梁に到着。
・・・昨年10月以来、テレビやネットなどで幾度となく目にしましたが、美しい赤色の5連トラス鉄橋のうち1基(1本?)がない=線路が分断されているという現実を、直接自分の目で見てみると、もう10か月あまりの歳月が経っているとはいえ、やはり衝撃は大きかったですね。
ただ一方で、大きく削り取られた城下側の堤防はコンクリートでしっかり補強、土手部分には新しい橋台の姿が見られ、次はいよいよ架橋!といったような状況で、別所線の完全復活に向けて着実に前進している様子を見ることができ、ちょっとだけホッとすることもできました。
さて別所線と交差する踏切部分にやってまいりました。
当然ながら線路が繋がっていない以上、別所線の列車がここを走ることはありませんので線路は封鎖されています。
青空の広がるこの日の天気からは全く想像がつかないですが、すっかり錆ついてしまった線路、撤去された架線、橋梁落下の影響?で変形してしまった架線柱など昨年10月に発生した台風の傷跡をこれでもかと物語っています。
ちなみに上田電鉄のプレスリリースによれば、来年3月28日(日)の完全復活を目指しているという事ですので、その時が予定通り無事に訪れることを心の底から願っています。
そして対岸へ。こちらでは工事の進捗状況の様子がわかる掲示板などがありました。台風の被害を受けた直後から現在までの工事の変遷などが写真で掲示されており、復旧が進んでいる様子を見ることができました。
また、千曲川の関係でいったん工事はお休みのようでして、しばらくはこの状態が続くというのもわかりました。
千曲川橋梁周辺の観察を終えたあとはいよいよ城下駅へ。
途中、上田駅温泉口と城下駅を結ぶ代行バスに出会いましたので撮影しましたが、かなりの乗客でした。
代行バスは私たちが思っていたよりも大型の車両だったのですが、やはり列車と比べると輸送力は全然違うことがわかりますね。
そんなこんなで城下駅へと到着しました。
⇒次回へ続く