2020年真夏の上田遠征⑤日本初のステンレスカー、5200系に乗る~ (2020年9月13日)
5200系関連グッズを購入した後は、いよいよ5200系が待つ下り(別所温泉方面)ホームへ。
従来、下り(別所温泉方面)列車の乗車位置が案内されている看板は今回の5200系展示イベントに合わせたデザインになっていました。
・・・それにしても上田電鉄の5200系、以前から「まるまど祭り」といったイベントをはじめ、下之郷車庫で展示される機会はありましたが、2018年に誕生60周年を迎えてからというもの、さらに出番が増えたように思います。
とはいえ、まさか下之郷車庫を離れてここ城下駅までやってこようとは夢にも思いませんでした。このイベントを企画された上田電鉄(あるいはその関係者の方)の発想はすごいなと思いました(笑)
ということで、城下駅の下りホーム上から初めて(願わくば最後でもあって欲しい)5200系を撮影ー。
・・・前回の記事でも書いたのですが、まるで現役であるかのような錯覚を覚えてしまうほど違和感がありません。特にこうしてホーム上から撮影していると、撮り方(※記事にあげている写真は全然ダメですが。)によっては、本当に別所温泉行きの営業列車であるかのように見えます。
また下りホームに展示されていることによって、普段はなかなか撮影することができない(であろう)妻面側も撮影することができました。従来は倉庫として利用されているためでしょうか、風雨で水等が侵入しないよう貫通路部分はアルミ製?の板で蓋がされておりました。
それにしても前面、側面、妻面と5200系は本当にコルゲートが多いですね。現在のステンレス車両と比べて見てしまうと、「湯たんぽ」という愛称がつけられたのも改めて納得できますね(笑)
さて今回の5200系展示イベントでは10時から15時の間だけ、乗務員室に入って見学できるということで、初めて中に入りました。
ちょっと運転台コンソールの色の緑が鮮やかな感じがしますが、おそらく上田電鉄(※5200系が活躍した当時は上田交通)で現役だった当時の姿を留めているものと思われます。また8000系よりも誕生が古い車両ということで、マスコンとブレーキが2ハンドルというのも、今となっては懐かしいですね。
そして運転席に座っての写真撮影もさせていただきましたが、いやぁシンプルに言って最高ですね。従来は別所線の下り本線上な訳ですから、(いい年こいて)別所線の運転士になった気分がします。
下之郷車庫でのイベント展示とはまた違った形で5200系をこれもかと存分に満喫するのでしたー。
⇒次回へ続く