2020年真夏の上田遠征⑥~1001Fとの共演~ (2020年9月16日)
さて5200系の運転台に立ち入らせていただいた後、営業列車の1000系(1001F)が別所温泉駅から戻ってまいりましたので、下りホームから撮影することに―。
・・・まるで上田行きの上り列車=1000系と、別所温泉行きの下り列車=5200系が列車交換をしているような光景を目にすると、嫌でもテンションは高まってしまいますね。
まして1001Fは全部で4編成が活躍している1000系の中で、最も東急電鉄時代の姿を色濃く残す編成という事でー。
再び1000系と5200系の並びを撮影―。実はこの1001Fと5200系の並びが今回の遠征で一番撮影したかった写真でした。
1001Fはご覧のように、東急電鉄時代の赤帯のまま活躍を続けている編成ですが・・・
・前照灯がまだLED化されていない
・前面の手摺、昇降ステップが撤去されていない
など、現在も池上線・東急多摩川線で活躍を続ける編成たちよりも、原型の1000系に最も近い前面を維持しているのが個人的には非常に高いポイントです。
加えて日本初(もちろん東急電鉄にとっても初)のステンレスカーと、30年後輩にあたる1000系のうち、最も原型に近いスタイルを残す1001Fの並びは別所線ファン、また東急電鉄ファンにとっても最高の組み合わせではないかと思います。
ということで結局、城下駅に2時間近くも滞在してしまいました。
上田ー城下間が不通となっている今でしかできない今回のイベント。おそらく最初で最後(※別所線の全線再開後は以前のように、朝夕時間帯を中心に列車交換駅として機能してほしいので。)となろう貴重な機会を、自身の身をもって全力で体感するのでした。
⇒次回へ続く