竜谷大前深草駅で撮影した後は、そのまま改札口を出てJR奈良線の稲荷駅まで歩いて移動、稲荷駅⇒京都駅⇒大津京駅とJR線を乗り継いで大津線の沿線へとやってまいりました。

まずは前回の遠征で撮影することができなかった、60型「びわこ号」塗装の600形(603-604編成)がこの日の営業運転に入っているのかどうか確認すべく、錦織車庫のある近江神宮前駅へと向かいました。

近江神宮前駅に到着後、早速錦織車庫の様子を見てみますとー。

京阪電鉄 錦織車庫

京津線用の800系で最後の旧塗装編成となった803-804編成の姿をちらっとだけ見ることができました。いよいよ大津線の旧塗装車も残すところは700形の1編成(709-710編成)ということで、約4年の期間に渡った大津線の新塗装化も、いよいよクライマックスという感じですね。

さてそんな最後の旧塗装となった700形(709-710編成)だけでなく、この日最大のお目当てである「びわこ号」塗装の600形(603-604編成)も自分の目で確認できる範囲では
錦織車庫の構内にいなかったので、営業運転に入っているのではないかとこの日参戦したメンバーたちと話をした瞬間ー。

京阪600形 びわこ号塗装

念願の60型「びわこ号」塗装をまとった600形(603-604編成)がやってきました!

・・・前回の遠征ではまさかの貸切運転に充当されていたということで、撮影することができなかった同編成ですが、この日はあっさりと撮影することができました(笑)

初めて実車を見ましたが、前面のおでこ部分が車体のクリームではなく屋根色のグレーで塗装されているところが、単なる「びわこ号」塗装ではなく、60型の塗装パターンを忠実に再現しているのが素晴らしいですね。

2021年1月現在では間違いなく大津線の車両の中でも撮影対象として人気の高い編成であることは間違いないと言えますでしょう。


さて今回の大津線におけるメインターゲットが営業運転に入っていることが確定しましたので、早速後続の石山寺行きの列車に乗って、びわ湖浜大津駅へと移動。いつもの撮影場所で石山坂本線の撮影を開始したのですがー。

京阪700形 旧塗装

大津線、また京阪電鉄としても最後の旧塗装をまとった700形(709-710編成)も撮影することができました!

・・・私が京阪電鉄の趣味世界へと仲間入り?したのは2014年。

京阪本線系統の車両はとっくに新塗装化を終え、伝統ある旧塗装をまとっていたのは石山坂本線と鋼索線のみという時期でしたので、どちらかというと現行塗装(新塗装)の方がしっくり来る人間なのですが、たった6年という期間とはいえ、ツートンカラーの旧塗装が完全に見納めという現実を目の当たりにすると、時代の区切りの場に居合わせているんだなぁと思いました。

ただ大津線では旧特急色、80型塗装、そして今回の60型塗装とリバイバルシリーズが続いておりますので、将来的には一時的とはいえこのツートンカラーの旧塗装が復活する日が来るのではないかと期待してしまいます。

まぁなにはともあれ、たとえ今回の新塗装化が完了しても、大津線の沿線にも引き続き定期的に訪れて撮影していくことに変わりはないということで、引き続き大津線の撮影を続けるのでしたー。


⇒次回へ続く