5000系 さようなら淀車庫撮影会

私たちを乗せた5000系(5551F)の団体臨時列車は一路、淀駅へと向けて中之島駅3番線を出発しました。

車内の案内表示器もしっかり「臨時 淀ゆき」と表示されており、この列車が定期運用ではない、特別な列車であることを実感できました。

また団体臨時列車ということで、全ての営業列車が停車する中之島線内の各駅(渡辺橋駅、大江橋、なにわ橋駅)や、天満橋駅といった主要駅も低速ながら全て通過ということで、乗り慣れた区間とはいえ、普段ではできない大変貴重な体験ができました。


とはいえさすがにノンストップで淀駅へ直行という訳ではなく、守口市駅手前でA線からB線に転線し、定期の営業列車である特急を待避するために守口市駅でしばしの運転停車。

ここで乗務員の方々はいったんホームに降り立たれるということで、ごくわずかな時間ではありますが運転台などが撮影できるということで参加者の方たちは次々と撮影。そんな中、私はといいますとー。

5000系 さようなら淀車庫撮影会

列車番号やこの団体臨時列車の運行ダイヤ(スジ)が気になりましたので画像のようなものを撮影しました。列車番号は「X1151Y」ということで、列車種別を示す頭文字のXからして、普段見慣れないものなのでひとり勝手に喜んでいました(笑)

またスタフによれば、香里園駅で1分運転停車、枚方市駅でも定期の特急列車を退避するため6分運転停車、また樟葉駅以降は先行する準急列車との間隔調整のためか、かなり余裕のある所要時分でダイヤが組まれていることがわかりました。

・・・私が京阪電鉄の遠征へ行く際には必ず、京阪線の全線時刻表を持ち歩いてます(※ちなみに現在のダイヤについては各駅の時刻表を参考に全て自作しました。)ので、すぐに見れるようにしているのですが、時刻表に載っていない列車のダイヤを知れるというのもまた嬉しいものですね。

5000系 さようなら淀車庫撮影会

中之島駅を出発して約1時間、設定されたダイヤどおり無事に5551Fは淀駅の1番線ホームに到着しました。

といってもここ淀駅がゴールではなく、いったんツアーに参加されている方たちのトイレ休憩のため一時的に停車しただけで、約10分ほどの停車のあと、再び私たちを乗せた5551Fは真の目的地へと向けて再び走り始めたのでしたー。


⇒次回へ続く