5000系 さようなら淀車庫撮影会

淀車庫構内で行われた、約1時間半に渡る5000系の撮影会が終わりました。

中之島駅3番線ホームでのひと時、中之島駅ー淀駅ー淀車庫までの力走、そして淀車庫構内での撮影会と、本当に素晴らしい時間を過ごさせていただきました。

最後に今回のイベントの解散場所となる淀駅まで、再び5000系(5551F)に乗車します。

淀駅4番線ホームに到着後、下車。ここで回送列車として寝屋川車庫へ戻る5000系(5551F)を見送るため、ホーム上でしばしの待機。

今回の5000系引退記念イベントの参加者だけでなく、朝から沿線で撮影活動を続けられていたと思われる、京阪電鉄ファンも淀駅下りホームに集いー。

5000系 さようなら淀車庫撮影会

たくさんの方に見送られるなか、5000系(5551F)は淀駅4番線ホームを出発、大阪方面へと去っていきました。

この日が5000系の最終運転日という訳ではありませんが、全く改善の兆しがないコロナ渦で、全国各地で緊急事態宣言が連発、相も変わらず堂々と遠征できる空気にならない中、おそらく私が5000系に会える機会は今回が最後と思いましたので、心の底から「ありがとう」という気持ちでいっぱいになりました。

ただそんな雰囲気も、今回同行してくれたメンバーの「回送列車が寝屋川市に到達するまでに追いつけるか?」という言葉で現実へと帰り、すぐさま推測。

淀駅―寝屋川市駅間で待避設備がある駅は樟葉駅、枚方市駅、香里園駅の3駅ー。
うち樟葉駅と香里園駅は準急が特急の待避を行う時間帯でしたので、回送列車が待避可能なのは枚方市駅のみ。

すなわち5000系の回送列車のすぐ後に来る準急に飛び乗り、樟葉駅から特急に乗り換えて枚方市駅に向かえば追いつくはずという結論に至りー。

5000系 さようなら淀車庫撮影会

イベントが終わってしまったという感傷に浸ることは全くなく、直ちに作戦を実行。
結果、読み通り枚方市駅でダメ押し?の5000系を撮影することができました。

さすがに私たちと同じ行動パターンを取ったイベント参加者の方はごくわずかでしたが、
最初から回送列車を待ち受けていた同業者の方たちに混ざって、今度こそ5000系を見送ったのでした。


さてその5000系、今回私たちが参加させていただいたイベントに続き、第二弾として5月に「寝屋川車庫洗車体験会」の開催を予定しておりましたが、京阪本線の沿線である大阪府・京都府ともに緊急事態宣言の発令下である状況が続いていることから、残念ながら中止となってしまいました。

無論やむを得ないことではあるのですが、本当に色々と残念な世の中になってしまったと思います。

おそらくは6月を予定している引退の時まで、静かに営業運転を続けることになるかと思いますが、その時を迎えるまで、無事に走り続けて欲しいと思います。


⇒次回へ続く