こんばんは、谷風皐月です。
今回から知ってる人は知っている?懐かしい鉄道玩具(おもちゃ)をご紹介したいと思います。

高橋商店 京阪8000系

それがこちら、商品名は(見たまんまですが)ズバリ「京阪特急」です。

こちらの商品、高橋商店というところから販売されていた玩具でして、写真の「京阪特急」以外にも、下記の車両(いずれも関西大手私鉄の特急車)がシリーズものとして販売されていたそうです。

・阪急6300系
・近鉄30000系(ビスタカー)
・近鉄21000系(アーバンライナー)
・南海50000系(ラピート)

私自身も学生時代に関西方面へ遠征していた際、駅の売店や今はなき交通科学博物館(※現在の京都鉄道博物館の前身にあたる施設)などで見かけた記憶がありますが、実際に現物を入手したのは今回が初めてとなります。

・・・なぜこのタイミングになってわざわざ入手したのかといいますと、単純に私の大好きな京阪8000系の玩具ということで、欲しくなったからです(笑)今では絶版品ということで中古市場を探していたのですが、ようやくお手ごろな価格で入手することができました。

高橋商店 京阪8000系

パッケージの裏面を覗いてみますと、発売当時と思われる京阪電鉄の沿線案内図が印刷されております。

表面のパッケージに写っている8000系を見る限り(=旧塗装の7両編成)、おそらくデビュー年である平成元年からあまり経っていない時期のものと思われますので、特急停車駅は七条―京橋間ノンストップ(=現在の快速特急「洛楽」と同じ)であるほか、当然中之島線は開業していませんし、京津線は京津三条ー御陵間が廃止になっていない、また駅名なども2021年6月現在とはだいぶ違っていることがわかります。

私はパッケージだけで盛り上がってしまいましたが、それでは話が進みません(笑)のでー。

高橋商店 京阪8000系

中身を出してみました。

「京阪特急」セットの8000系は先頭車、中間車2両ずつの4両セットですが、前者は京都方先頭車(8000形)、後者はテレビカー(8750形)がモデルになっているようです。いずれも編成には1両のみ(※大阪方先頭車の8050形はパンタグラフの搭載はなし)ですが、そこは玩具らしいですね。

また連結器は鉄道模型ではお馴染みのアーノルドカプラーを模したと思われる形状になっております。確かに車両のサイズもなんとなくNゲージサイズに近い(※実際にNゲージ化して走行可能にした方もいらっしゃるようです。)ような気がしますので、玩具ながらも鉄道模型を少し意識した???感じになっているのが面白いですね。


⇒次回へ続く