高橋商店の鉄道玩具「京阪特急」、今回は鉄道模型の京阪8000系と比較してみたいと思います。

比較用として用意しましたのは、マイクロエースから2007年に発売された【品番:A2850、京阪8000系テレビカー・登場時7両セット】です。

高橋商店 京阪8000系

ということでまずは先頭車の前面と車体の妻面から。

両者を並べてみるとよくわかるのですが、高橋商店製品の方が全体的に一回り大きいことがわかります。マイクロエース製品はNゲージ=1/150スケールですので、ざっくり1/135~1/140くらいでしょうか?

・・・どっちがリアルなのか云々という話はするだけ野暮ではあります(笑)が、発売時期としては両製品で15年以上の差がありますし、(個人的にはでありますが)両方とも京阪8000系だとハッキリわかりますので、お値段的にも相応の出来栄えだと思います。

高橋商店 京阪8000系

お次は車体、屋根、足回りなど、先頭車(=8000形)と中間車(=8750形)でそれぞれ比較してみました。

屋根、車体、足回りともに両者で色合いが全然違っておりますね。旧京阪特急色の車体カラーリングといえばマンダリンオレンジとカーマインレッドですが、高橋商店の「京阪特急」の方はオレンジ部分はだいぶ黄色っぽいですね。

ただマイクロエース製品でも2004年に発売された【品番:A0661 京阪3000系テレビカー 3次車 7両セット】などは高橋商店製の8000系とかなり似た色合いになっておりますので、明らかに違う!とも言えない感じです。

またマイクロエース製品の先頭車と見比べてみますと、高橋商店製品の方は避雷器やヒューズボックスなどが省略されていることがわかりますね。・・・当たり前の話ですが、いかに鉄道模型が精密によく出来ているのかというのがよくわかります。


ということで(わかりきっていたことではあるのですが)色々とディティールの差や違いがあることが見つかりましたので、せっかく入手したのだからと、私なりの加工を加えて高橋商店の8000系をディティールアップすることにしました。


⇒次回へ続く