高橋商店 京阪8000系

ということで玩具(おもちゃ)ではありますが、今回から高橋商店の「京阪特急(京阪8000系)」を加工してまいります。目的は製品のディティールアップ・・・というよりも、以下のとおり自分の技術力向上を主眼に置いて実行することにしました。

①マスキング&塗装
②パテ埋め
③モールド削り&仕上げ

まずは車両を分解してみましたが、ご覧のとおり屋根、車体、床下といった構造になっております。個人的には車体が色毎に2分割されているのが、塗装する際にはすごく楽なのでありがたいですね(笑)

とりあえず分解が終わりましたのでまず着手しましたのはー。

高橋商店 京阪8000系

屋根の加工でした。具体的には2両ずつある先頭車と中間車のうち、各1両を実車の編成に合わせて下記の加工を行いました。

1.先頭車→大阪方先頭車(8050形)風に改造。

内容:パンタグラフ撤去→(パンタグラフの)取付穴をパテ埋め→屋根板の整形

2.中間車→大阪方中間電動車(8150形)風に改造。

内容:テレビアンテナ撤去→(テレビアンテナ)取付用のモールド・電話用アンテナ撤去→屋根板の整形→パンタグラフ取付穴の開口→先頭車から撤去したパンタグラフ移設

・・・精密(そしてその分高額)な鉄道模型と違って、玩具=おもちゃ(ただし絶版品なのでレア度は高い?ですが。)ということで、気軽に練習することが出来ました。

高橋商店 京阪8000系

さて屋根板の加工を行う一方で、塗装も同時並行で進めます。まずは簡単=マスキングが必要ないものからということで、下記のとおり塗装しました。

・パンタグラフ、テレビアンテナ、車輪→greenmax【鉄道カラースプレー8番:銀色】

・屋根→greenmax【鉄道カラースプレー35番:ダークグレー」】

・床板、床下機器、台車枠→greenmax【鉄道カラースプレー9番:ねずみ色1号】

・・・いずれも使用頻度が極めて高い、私としてはお馴染みの色ばかり(※というか今回の京阪8000系で使用する色は使い慣れたものしかありません。)なので、この辺はサクサクと進められました。

高橋商店 京阪8000系

とりあえず足回りの塗装が全て完了しましたので組み立ててみましたが、先頭車の連結器形状が気になりましたので、手元に大量に余っているgreenmaxの未塗装組立キットに付属するダミーカプラーパーツに交換しました。

また、参考までに塗装の施工前と施工後の比較写真をあげましたが、床下機器配置や台車枠などは一切いじってないのでほとんど変わってないように見えますが、やはり塗装した方が成型色よりも幾分かは引き締まっている・・・のではないでしょうか。

ディティールが施工前よりもあがっているかどうかはさておき、塗装自体はそこそこ上手くいきましたので必殺自己満足でよし!とします(笑)

次回は車体関係の作業に入りたいと思います。


⇒次回へ続く