天賞堂から発売されました、1/80スケール「T-Evolution」シリーズの東急7200系。
今回はメインとなります車両をご紹介します。

ちなみに事業者限定品を除いた「T-Evolution」シリーズの東急7200系は以下のラインナップがありますが、今回当ブログでご紹介するのは②のセットとなります。

①冷房車・前面ステップなし(品番:65009)
②冷房車・前面ステップあり(品番:65010)
③冷房車・前面赤帯&ステップあり(品番:65011)

T-Evolution 東急7200系

ということでまずは前面と車体側面。

7200系最大の特徴ともいえる前面のダイヤモンドカット、8500系まで続いた東急車伝統の???側面コルゲートに至るまで、造形に関しては個人的に全く文句のない出来栄えです。

また見慣れた&親しんでいるNゲージサイズ=1/150と比べ、圧倒的に大きい1/80スケールというサイズ感がよりその出来栄えを良く感じるような気がします。

T-Evolution 東急7200系

お次は屋根回りー。

列車無線アンテナのみユーザー取付となっておりますが、避雷器、ヒューズボックス、クーラー、パンタグラフとひととおりの屋根機器類はしっかり屋根板とは別パーツになっているうえ、取り付けられています。

ちなみにパンタグラフはさすがにディスプレイ用ということで昇降不可能になっていますが、鉄コレのパンタグラフと比べる(こと自体間違っているかと思いますが)と、造形的には十分このままでもいい感じはします。

ただパンタグラフに限らず屋根回り全体に言えることなのですが、さすがに車体の銀色と比べるといかにも成型色=プラスチックっぽい感じがしますので、この辺りは塗装してあげた方がいいような気がしますね。

T-Evolution 東急7200系

最後は足回りー。

台車は以前の上田交通&上田電鉄7200系の鉄コレをご紹介した時(http://tamaden-club.sakura.ne.jp/index.php?itemid=5167&catid=22#more)にも書きましたが、Tc車(=クハ7500)がパイオニア台車のPⅢ-707形、Mc車(=デハ7200 ⇒ 上田ではモハ7200)が軸バネ付き空気バネ台車のTS-802形となっております。

7200系のTc車の台車は登場から引退に至るまで、PⅢ-707形から履き替えた車両がおりますので、いつの時代を再現するかにもよりますが、基本的に前面に赤帯のない、銀色一色時代ならばこのままの仕様で問題ないかと思います。

また床下機器につきましては東急7200系についてはそこまで機器配置に詳しくはないのですが、Tc車、Mc車とも個人的にはそんなに違和感は感じませんでした。(※あくまでも個人的に、ですが。)


さて製品の紹介はひととおり終わりましたので、次回は加工の記事を書きたいと思います。


⇒次回へ続く