さてGREENMAX(以下GM)から発売されました東急8500系(8615F編成)セットも今回でラストということで、いつもの小加工後の姿をご紹介ー。

・・・小加工といっても、ぶっちゃけ2018年3月の東急8500系大井町線仕様の記事で書いた内容(http://tamaden-club.sakura.ne.jp/index.php?itemid=3608&catid=8#more)とほとんど同じなのですが。

東急8500系  模型

まずは先頭車の前面。上の画像で見える範囲としましては以下のとおり加工を行いました。

1.列車無線アンテナの取付・塗装【Mr.カラー No.115 RLM65 ライトブルー】
2.排障器(スカート)の塗装【鉄道カラースプレー35番:ダークグレーおよび同スプレー10番:黒色】
3.種別、行先、運番ステッカーの貼付。

ちなみに3.の各種ステッカー類につきましては、最近のGM製品に付属する白地ベースのステッカーが個人的には嫌でしたので、過去にGMから発売された東急電鉄シリーズの製品に付属していたステッカーを使用しています。

個人的にはやはり、排障器(スカート)をちゃんと塗装してあげるだけでも雰囲気はかなりよくなると思います。

(※私が記憶する限りでは、東急9000系や1000系の排障器については現行のGM製品ですと塗装されていたような気がするのですが、この違いはなんなのでしょうか。)

東急8500系  模型

お次は8500系をはじめとする東急8000系シリーズの模型を加工するうえで、避けては通れぬ(※あくまで私個人の場合です。)乗降ドアのドア間ゴムと、クーラーキセ(カバー)のメッシュ部分の墨入れー。

・・・ドア間ゴムの方は片面4か所×両面×10両分=80か所、クーラーキセも1両4台×3面(両面+上部)×10両分=120か所ということで、私が行う作業としては最も骨の折れる作業です。

今回も例によってお馴染みのGSIクレオス【ガンダムマーカースミいれ用(ブラック)】を使って地道に墨入れを行っていったのですが、今回は作業時間やら気力やらの問題(※特に後者)で4度(=1回あたり最大1時間)にわたり、10両分を施工しました。

最近これらの作業は上田電鉄など、両数の短い編成ものばかりでしたので久しぶりに苦しませていただきました(笑)

東急8500系  模型

あとはこちらもお馴染みですが、細部の塗装をしました。

①屋根上のヒューズボックス取付。
②パンタグラフの集電ホーン先端部分をGSIクレオス【ガンダムマーカー:ガンダムイエロー】で塗装。
③側面の車側灯をGSIクレオス【ガンダムマーカー:ガンダムレッド】で塗装。
④側面の行先表示機をGSIクレオス【ガンダムマーカースミいれ用(ブラック)】で塗装。
⑤「女性専用車」ステッカー、車いすスペースといった標記類のステッカー貼付

個人的には屋根板を濃いグレーに塗り直そうかなとも思ったのですが、私の保有する東急8500系の屋根は大半が濃いグレーに塗られていましたので、たまには検査明け出場時などに見られたような、明るいグレー=製品仕様のままにすることにしました。


・・・ということで、GM製東急8500系では初めての非軽量車仕様の完成品となった今回の8615編成セット。

個人的には前回の記事でも書いたとおり、買ってみてよかったかなと思いますが、既に製品化が発表された8606Fをはじめ、バリエーション展開の都度買うかと言われるとそこまでは・・・といった感じもします。

とりあえずはオール軽量車仕様で製品化されてしまった伊豆急カラーの8614F(※実車は10両中8両が非軽量車で、軽量車は中間車の2両のみ)なんかはぜひ正しい仕様?で改めて出していただきたいところですが、なにはともあれ未塗装キット時代からの長い付き合い???ですので、今後のGM製東急8500系シリーズについても気にかけていきたいと思います。


ーおしまいー