さて、マイクロエースから発売された「京阪電車5000系 3次車 リニューアル車 新塗装7両セット」、今回は過去にマイクロエースから発売された製品とさらっと比較してみたいと思います。

京阪5000系 模型

ということで左が2021年10月に発売された今回の製品(品番:A-6875)、右が2013年11月に発売された製品(品番:A-6871)となります。両方とも3次車+新塗装ということで製品化されたセットになりますので、車番は5555Fとなっております。

車体そのものの違いはパッと見では出てきませんが、スカート(排障器)や連結器周りの造形が全然違っているのがおわかりになりますでしょうか。

今回の製品の方が全体的にシャープな仕上がりになっておりますし、連結器(ダミーカプラー)もだいぶコンパクトになっています。・・・この辺りは8年という期間でしっかり見直しされているようです。

しかしこうして比較してみると、発売された時点では前回製品も十分に満足していたのですが、これだけ違いがあるとちょっと気になってしまいますね(笑)

京阪5000系 鉄道模型

さてお次はマイクロエースから製品化発表された時点でアナウンスされておりました内装の座席パーツ。

左が現行製品(A-6875)、右が前回製品(A-6871)となりますが、前者は緑色、後者は明るめの青色となっております。

調べてみると5000系の座席モケット色は青色(※少なくとも新塗装化前後の時期)だったものの、晩年は13000系のように、座面緑+背面黒色の組み合わせに交換されたということで、それぞれの製品が発売された時期を考慮した限りではどちらも間違ってはいないようです。

また、それ以外にも車体側面の車番の色合いの違い(現行製品:銀色、前回製品:金色?)や現行製品には「ベビーカー」スペースの表示ステッカーが追加されているといった細かな違いがあったものの、台車や床下機器、屋根回り関係などは大きな違いはなさそうでした。

・・・両製品の発売時期には8年もの差がありますが、それだけ見直す部分はそんなになかった、ということでしょう。

京阪5000系 鉄道模型

さて最後は現行製品に種別・行先表示シールを貼り付けー。

前回の製品では普通+萱島としましたので、今回は平日朝ラッシュ時間帯で見られた通勤準急+淀屋橋としました。模型なのでドアは開閉しませんが、(残念な)脳内で5ドアを全力活用している姿を想像して走らせたいと思います(笑)

あとはパンタグラフの集電シューのホーン先端部分に色差しだけしてひとまず終了としました。実車は今年の9月に引退(※5555Fは2021年3月で引退)しましたが、模型では2編成体制に増強されましたので、これからも私の京阪シリーズの一端を担って活躍させたいと思います。


ーおしまいー