こんばんは、谷風皐月です。

改めまして本年もどうぞよろしくお願いいたします。


さて、2022年最初の記事は昨年12月のお話にはなってしまうのですが、久しぶりに中京支部エリアへ遠征に行ってまいりましたので、その時のお話をしたいと思います。

遠征目的は、JR東海で現在活躍している211系や313系をはじめとする各車両たちが、新型車両315系の導入によって、廃車や転属といった大きな動きが生じそうなことから、その前に色々と撮影しておこう、というものです。

・・・実は前回の京阪遠征(http://tamaden-club.sakura.ne.jp/index.php?itemid=5444)を午前中で打ち切ったのは、まさにこの中京支部遠征を実施するためでして、こちらが当初計画していた2021年最後の遠征だったりします(笑)

JR中央線 古虎渓駅

ということで最初にやってまいりましたのは、JR中央線(中央本線)の古虎渓駅。

・・・今年から導入される新型車両の315系はまずここ、中央線から導入されるということで、315系の導入により置き換え=廃車となることが決定した211系5000番台をメインに撮影することにしたのでした。

JR東海 中央線

中京支部メンバーが実際に撮影にトライした情報などを参考に、主に名古屋方面へと向かう上り列車を中心に撮影を開始したのですが、なかなか狙いとしていた211系5000番台の列車はやってきませんでした(笑)

ただ私の大好きな電気機関車であるEF64型1000番台による重連牽引の貨物列車をはじめ、2013年3月のダイヤ改正まで「セントラルライナー」として活躍していた313系8000番台、383系「ワイドビューしなの(※今年3月からは「しなの」に改称)」など、JR東海エリアの中央線らしい列車の数々を撮影できました。

EF64型1000番台はEH200に、313系8000番台は315系によって、それぞれ置き換えられそうな?感じですので今回撮影することができて満足でした。

・・・しかし313系8000番台の処遇はどうなるのか気になるところです。「セントラルライナー」の廃止後、外観や内装などはほとんど変化のないまま、中央線で活躍する他の313系各番台たちと共に活躍が続いておりますが、315系の導入によって廃車になることはないにしても、どこへ転属するのか、転属にあたって改造等が生じるのか、など個人的に気になることはたくさんありますので、しばらくは目が離せなそうです。

JR東海 中央線

古虎渓駅に着いてから1時間ほど滞在すると、ようやくこの日のお目当てとしていた211系5000番台が先頭に立つ列車が立て続けにやってきました。

しかも4両固定編成、3+3の6両編成、4+4の8両編成といずれも211系5000番台のみで組成された編成を撮影することができましたので、今回211系狙いで来たという点では大当たり?といった感じでしょうか。

ちなみに中央線は211系5000番台(3両・4両)と、313系各番台(2両・3両・4両)の組み合わせによって、4両・6両・8両・10両編成に組成された列車が走っているのが魅力の1つですが、今年3月のダイヤ改正で315系の導入に際し、中央線の名古屋~中津川間を走るすべての営業列車が8両編成に統一されることが決まりました。

315系はJR東海で初めてとなる8両固定編成ということで、315系増備による車両の置き換えがしやすいようにするための措置かと思いますが、中央線を走る4両・6両・10両の普通・快速列車は3月で見納めとなることが決定。

気がつけば残された時間はもうそんなに長くないということで、いいタイミングで遠征の機会を設けることができたなぁと、ダイヤ改正の概要発表後の今となって思うのでした。


なにはともあれ211系の撮影がひととおりできましたので、今度は場所を変えて、引き続き中央線の撮影を続けることにしたのでした。


⇒次回へ続く