古虎渓駅で中央線の列車たちを撮影した私たちは、上り(名古屋方面)列車に乗って神領駅まで戻ってまいりました。

・・・時間的には決して遅い時間帯ではなかったのですが、この日は1年の中でも最も日が短いシーズンということもあって、空はすっかり夕方モードのなか中央線の撮影を開始ー。

JR中央線 神領駅

まずJR東海の在来線普通列車としては最長となる10両編成の列車が下りでやってくるということで、上りホーム先端から撮影すると、やってきたのは211系5000番台3両×2本+313系の10両編成でした。前回の記事でも書いたとおり、211系5000番台と313系の組み合わせによって様々な編成の組成パターンが見られるのが中央線の魅力ですね。

その後は神領電車区の方へカメラを向けて最大ズームで覗いてみますと、ちらっとではありましたが新型車両315系の姿を見ることができました。

・・・一番最初のプレスリリースを見た際には、まだイメージパースということで『東急8590系みたい(東急脳)』と感じておりましたが、最終的には313系にHC85系のテイストを織り込んだような?、JR東海の次世代通勤車に相応しいデザインに落ち着いたように感じます。数年も経てば当たり前の光景になるのですが、まずはデビューするのが楽しみですね。

JR中央線 神領駅

さて神領電車区の様子を見た後は今度は下り(中津川・塩尻方面)ホームの先端へと場所を変えまして、上り列車の撮影を開始ー。

古虎渓駅では211系をメインターゲットとして撮影しましたが、こちらは313系を中心に撮影ー。

ただし313系といっても、中央線で活躍する313系は4両編成(1000番台、1100番台)、3両編成(1500番台、1600番台、8000番台)、2両編成(1300番台)といったように非常にバリエーションが豊富でして、とてもではありませんが短時間では撮影しきれません(笑)が、そもそもJR東海の在来線を撮影するのは大変久しぶり(※間違いなく京阪電鉄の沿線ばかり行っているせい)でしたので、313系のどんな番台が来ようとも撮影していて楽しかったです。

JR東海 中央線

最後は4+3+3と、オール211系5000番台による10両編成の列車がやってきましたのでホームに停車中のところを撮影―。分割編成とはいえ、全て同じ車両形式で統一された編成ですと、なんとなく211系と313系の混結編成と比べて編成が長いように感じます。(※たぶん固定編成のように見えなくもないから???)

また日の入り間近という状況下で、夕焼け色に染まるステンレス車体というのはいつ見てもいいものですね。生まれてからずっとステンレス車体の通勤電車ばかり見て育ってきた私にとっては最高のシチュエーションです(笑)


ということで4、6、8、10両とすべて211系5000番台オンリーの編成を撮影することができましたし、313系や383系、またEF64型1000番台の貨物列車など、約半日という短い時間ではありましたが、充実した撮影を行うことができた、今回の中京支部遠征初日でありました。


⇒次回へ続く