さて、前回まで京阪電鉄にちょこっと?寄り道した時のお話をさせていただきましたが、今回はそのアフターの話となります。ということでー。

JR東海 東海道線

京阪電鉄沿線を脱出し、私がやってまいりましたのはJR東海道線の尾張一宮駅。

この日も中京支部メンバーの一人と、近い将来に引退することが決まったJR東海の車両を撮影しようということで、昼過ぎをめどに合流という計画を事前にしていたのでした。

とりあえずはJR東海の在来線車両の代表格ともいえる313系をはじめ、681系特急「しらさぎ」、EF210牽引の貨物列車などを撮影。やはり鉄路の大動脈ともいえる東海道線だけあって、列車のバリエーション・本数ともに豊富で撮影していて楽しい路線ですね。

そんな東海道線で、私たちが今回のターゲットとして待ち構えましたのはー。

JR東海 311系

まずは311系ー。

JR東海発足後に誕生した同社オリジナルの車両形式であり、デザイン的には現在でも十分通じると思える車両なのですが、デビューは1989年(平成元年)7月ということで、既に30年以上の時が経過ー。

211系5000番台と共に315系に置き換えられることが決定し、今年3月のダイヤ改正で神領電車区から転属してきた313系に押し出される形で、ついに廃車が発生しました。

2022年8月現在は4両編成15本中13本が活躍しておりますが、まだまだ余裕があるうちにということで、今回ターゲットとしたのでした。

現在のダイヤではデータイムは豊橋⇔岐阜間の普通列車や、武豊線直通の区間快速への充当が主な運用となっておりますので、この日は普通列車狙いで待ち構えていたのですが、思った以上に撮影することができましたので満足でした。

ただ4両+4両の新快速や特別快速といった運用にもほんの少しながらも充当されているようなので、また機会を改めて撮影したいと思います。

JR東海 キハ85

続いてはキハ85系ー。

キハ85系もまたJR東海発足後に誕生した車両形式ではありますが、デビューした時期は311系とほとんど変わらず、1989年(平成元年)2月ということで、やはり30年以上の時が経過ー。

こちらは7月にデビューしたばかりのHC85系に置き換えられることが決定しており、まだ中間車だけではあるようですが、既に廃車も発生しているようです。

しかも車両の置き換えも今年度=2022年度中に一気に進むようでして、キハ85系の方がお目にかかれる機会が減るということもあってか、この日はキハ85狙いで撮影されている同業者の方がかなり多かった(※とはいえ東急田園都市線の8637Fを追いかけるよりかは全くもって平和そのものでしたが・・・。)ですが、撮影自体は何も問題なく撮影することができましたので、こちらもまた大変充実した撮影でした。


ということで2時間あまり尾張一宮駅に滞在し、311系やキハ85系を中心に東海道線の列車を撮影しました。これからもJR東海管内の車両置き換えは続きますので、機会を見つけては現地に行って撮影したいと思います。


ーおしまいー