マイクロエース 近鉄さくらライナー

さてマイクロエースから発売されました「近鉄26000系 さくらライナー 新塗装4両セット」、今回はもう少し細かく見てまいりましょうということで、まずはいつものように車両の先頭部から。

こちらは【A-9932 第一編成セット】の先頭部になりますが、21000系「アーバンライナー」のデザインをベースとしながらも、若干緩やかになった傾斜&非貫通顔となっている26000系の雰囲気がしっかり再現(※実車に乗ったことがない=手元に写真がないのでネット上での画像を見た限りの感想ですが。)されているのではないでしょうか。

また26000系同士の併結運転を想定してか、連結器がダミーカプラーではなく、電連付きの密連型マイクロカプラーがデフォルトの状態で装備されており、特段ユーザー側が作業をすることなく併結して遊ぶことができるようになっています。

・・・連結間隔もなかなかいい感じですので、これは2編成を一気に投入した私的にはありがたい限りです(笑)

マイクロエース 近鉄さくらライナー

さて続きまして車体側面、屋根回り、足回りなどなどー。
(※ちなみにこちらも【A-9932 第一編成セット】となります。)

車体のカラーリングは21000系と同様のクリスタルホワイトを基調とし、吉野の桜をイメージしたピンク色のグラデーション帯を纏った、現在でも見られる姿となっています。

ちなみに26000系の登場時はピンク色ではなく緑色のグラデーション帯だったのですが、2011年頃のリニューアル工事を機に現在のカラーリングとなったのですが、この方が「さくらライナー」の名にピッタリな感じがします。

また車体だけでなく屋根機器の配置や足回りの方も、なんとなく21000系に通ずるものがありますね。(※ただし21000系が走る線区は標準軌、一方の26000系が走る線区は狭軌と軌道の幅がそもそも違いますが。)

あと模型的な観点?で見て、個人的に新鮮に感じたのは動力ユニット部分。

こちらは西武001系「Laview(ラビュー)」セットでお目見えした新型の動力ユニットが今回の26000系セットにも採用されているようでして、動力車にも関わらず車内の座席がしっかりと再現されていて、走らせた時の違和感をほとんど感じさせないのはすごいと思いました。

マイクロエース 近鉄さくらライナー

続きまして今度はロゴや標記といった印刷表現をアップで撮影―。

「さくらライナー」のロゴや編成中3号車にのみ見られるデラックスシート、乗降口上に見られる座席番号の標記など、いずれもキレイに印刷されており、さすがはマイクロエース製品といった感じです。

すごいのは普段、実車ではなかなか見ることのない?屋根上の標記まで印刷されているところでして、マイクロエースらしい?こだわりを感じました(笑)


ただマイクロエースの近鉄26000系の気合いのいれっぷり?はこれだけじゃなかったので次回も、もう少しだけご紹介させていただきたいと思いますー。


⇒次回へ続く