前々回、前回と続きましてマイクロエースの「近鉄26000系 さくらライナー 新塗装4両セット」のご紹介。今回は個人的にかなり気合いが入っているなと感じた部分である、内装関係をご紹介したいと思います。

マイクロエース 近鉄さくらライナー

まずは座席。26000系は中間車1両がデラックスシート車両(1+2列)、残り3両がレギュラーシート車両(2+2列)となっておりますが、模型でも抜かりなく再現。

またシートモケットの生地・ヘッドレストカバーの色合いともにネット上で調べた限りではかなり実物に近い感じがします。

ちょっとヘッドカバーの塗装がざっくりとはしていますが、塗り分けされているだけでも全然雰囲気が変わってきますのでさすがはマイクロエース製品だと思います。ただし今回の26000系、座席以上にすごいなと感じましたのはー。

マイクロエース 近鉄さくらライナー

運転台の機器類、喫煙ルームの灰皿、トイレ・洗面所回りな細かい!と思うところまで、しっかりモールドで再現されている点は驚きでした。(※特にトイレ・洗面所付近は普通に走らせて遊んでいる分には見えない部分ですので。)

この内装のこだわりっぷりも、26000系に限らず最近のマイクロエース製品では決して珍しいことではないのですが、いざ模型を手にしてみると改めてすごいなぁと感じます。

特に運転台回りや喫煙ルームは車両の窓が大きい分、その効果は抜群だと思います。

マイクロエース 近鉄さくらライナー

さて最後に【A-9932 第一編成セット】と【A-9935 第二編成セット】の最大(というか唯一?)の違いである部分の紹介ー。

26000系の第一編成と第二編成の違いは先頭部窓下にある標識灯の配列だそうで、端の部分の配列が第一編成が1段、第二編成が2段になっている(※端と端の間は両編成とも2段)そうです。

確かにパッケージ上の写真やネット上で調べた限りではそのとおりのようでして模型でも再現されているとのことで、試しに両編成を点灯させてみたのですが・・・私の撮り方が悪いというのもあろうかと思いますが、ハッキリわかりませんでした(笑)

別途機会があればもっと細かく分解してパーツ単位で確認してみようかと思いますが、とりあえず標識灯が2段配置になっていることはハッキリ識別できるので個人的には十分かと思います。


ということでマイクロエース「近鉄26000系 さくらライナー」のご紹介でした。

私としては近鉄、しかもほとんど乗ったことのない南大阪線・吉野線の車両の導入ということで全く私らしからぬ?模型紹介の記事となりましたが、個人的には大変いい製品だと思いました。

一応近鉄の車両も全く保有していない訳ではない(※ただし数えられるくらいしかいない。)ので、レイアウト上での活躍の機会を設けたいと思います。




さて、2022年内の当ブログの更新は最後とさせていただきます。

今年も残すところほんのわずかではありますが、ブログをご覧くださっている皆様も、どうぞよいお年をお迎えください。


ーおしまいー