マイクロエース「上田交通5000系 新塗装 2両セット」① (2023年8月3日)
カテゴリー: 上田電鉄-鉄道模型-
投稿者: 谷風皐月
こんばんは、谷風皐月です。
さて今回は再び私が今年になって購入した鉄道模型のご紹介ということでー。
マイクロエースから発売されました「上田交通5000系 新塗装 2両セット」をご紹介してまいりたいと思います。
上田交通(現在の上田電鉄)5000系は、「アオガエル」の愛称で親しまれた東急電鉄の名車、元5000系(先代)でして、1986年(昭和61年)10月の架線電圧1500V昇圧化に伴い、5200系と共に別所線へと譲渡され、1993年(平成5年)の7200系導入まで活躍しました。
ちなみに今回の製品名に「新塗装」という文言が入っておりますが、こちらは同車の登場時が白(アイボリー?)地ベース+黄色と緑色の帯のカラーリングだったものの、しばらくして今回の製品と同じ明るい緑色地ベースのカラーリングに変わったことによるものです。
さてそんな今回のマイクロエースの上田交通5000系ですが、付属品はシール類を含め一切なしとなっておりますので、車両の方を見てまいりたいと思います。
ということでまずは車両の前面と連結面(妻面)ー。
・・・マイクロエースの東急5000系(先代)シリーズとしましては岳南鉄道の5000系が先に製品化されておりますが、こちらは前面オデコ部分の標識灯が撤去されているなど、上田交通などに譲渡された車両たちとは仕様が若干異なっておりますので、車両の前面については今回の製品化に合わせ、新規に金型を起こしたそうです。
さすがに新規に金型を起こしただけあって、だいぶ実車に近いイメージが再現できているのではないでしょうか。(※元々が大変独特な形状ですので、個人的には最適解を得るのがかなり難しい車両だと思っています。)
ただ惜しまれますのは、車掌台側にあります前面の種別札差しがモールドではなく印刷での再現となっている点。ただしこちらは今回の上田交通5000系セットと同時期に発売された、松本電鉄の5000系セットと車体を共通化するため仕方がないことと思います。
ちなみに今回の製品ではシール類が一切ないということで、行先表示器部分には「上田」、車番は5004F(デハ5004、クハ5054)が印刷済みとなっております。個人的には検査表記までも印刷済となっているのが、マイクロエースらしい?こだわりを感じます(笑)
さてお次は車体の側面ー。
こちらはマイクロエースの公式サイト上で塗装サンプルの記事が掲載(http://www.microace-arii.co.jp/news/kaeru.html)された時点で通知されておりましたが、本来は黄色である腰部分のビードプレス部分(※上画像の赤矢印参照)の塗装が省略されております。
こちらはモールドで出っ張っている分、擦れたりして塗装が剥げるリスクがより高い=品質保証の面で困難という考えは理解できますのでやむを得ない措置と言えますでしょう。
また乗務員室扉+乗降扉の上部にあった水切りについてもモールドではなく、印刷での表現となっておりますので、人によっては上田交通「タイプ」と感じてしまうかもしれません。
ただ個人的には東急5000系(先代)が個性的すぎる=色々と混獲再現するのが大変な車両(※私の周囲に限った話かもしれませんが、greenmax製の未塗装キットをキッチリ組めたらモデラ―として一人前・・・と言われておりました。)ということで、仕方のないことと思っています。
・・・そもそも上田交通の5000系はご覧のとおり、車体カラーリングの再現がかなり難しい(※少なくとも私の能力では無理です。)ので、個人的には製品化してくれただけでもありがたいので、今回躊躇わずに購入しました(笑)
とはいえ付属パーツもシールも一切ない=買っただけでおしまい・・・はさすがにちょっと寂しいので、ちょっと手を加えてみたいと思います。
⇒次回へ続く
さて今回は再び私が今年になって購入した鉄道模型のご紹介ということでー。
マイクロエースから発売されました「上田交通5000系 新塗装 2両セット」をご紹介してまいりたいと思います。
上田交通(現在の上田電鉄)5000系は、「アオガエル」の愛称で親しまれた東急電鉄の名車、元5000系(先代)でして、1986年(昭和61年)10月の架線電圧1500V昇圧化に伴い、5200系と共に別所線へと譲渡され、1993年(平成5年)の7200系導入まで活躍しました。
ちなみに今回の製品名に「新塗装」という文言が入っておりますが、こちらは同車の登場時が白(アイボリー?)地ベース+黄色と緑色の帯のカラーリングだったものの、しばらくして今回の製品と同じ明るい緑色地ベースのカラーリングに変わったことによるものです。
さてそんな今回のマイクロエースの上田交通5000系ですが、付属品はシール類を含め一切なしとなっておりますので、車両の方を見てまいりたいと思います。
ということでまずは車両の前面と連結面(妻面)ー。
・・・マイクロエースの東急5000系(先代)シリーズとしましては岳南鉄道の5000系が先に製品化されておりますが、こちらは前面オデコ部分の標識灯が撤去されているなど、上田交通などに譲渡された車両たちとは仕様が若干異なっておりますので、車両の前面については今回の製品化に合わせ、新規に金型を起こしたそうです。
さすがに新規に金型を起こしただけあって、だいぶ実車に近いイメージが再現できているのではないでしょうか。(※元々が大変独特な形状ですので、個人的には最適解を得るのがかなり難しい車両だと思っています。)
ただ惜しまれますのは、車掌台側にあります前面の種別札差しがモールドではなく印刷での再現となっている点。ただしこちらは今回の上田交通5000系セットと同時期に発売された、松本電鉄の5000系セットと車体を共通化するため仕方がないことと思います。
ちなみに今回の製品ではシール類が一切ないということで、行先表示器部分には「上田」、車番は5004F(デハ5004、クハ5054)が印刷済みとなっております。個人的には検査表記までも印刷済となっているのが、マイクロエースらしい?こだわりを感じます(笑)
さてお次は車体の側面ー。
こちらはマイクロエースの公式サイト上で塗装サンプルの記事が掲載(http://www.microace-arii.co.jp/news/kaeru.html)された時点で通知されておりましたが、本来は黄色である腰部分のビードプレス部分(※上画像の赤矢印参照)の塗装が省略されております。
こちらはモールドで出っ張っている分、擦れたりして塗装が剥げるリスクがより高い=品質保証の面で困難という考えは理解できますのでやむを得ない措置と言えますでしょう。
また乗務員室扉+乗降扉の上部にあった水切りについてもモールドではなく、印刷での表現となっておりますので、人によっては上田交通「タイプ」と感じてしまうかもしれません。
ただ個人的には東急5000系(先代)が個性的すぎる=色々と混獲再現するのが大変な車両(※私の周囲に限った話かもしれませんが、greenmax製の未塗装キットをキッチリ組めたらモデラ―として一人前・・・と言われておりました。)ということで、仕方のないことと思っています。
・・・そもそも上田交通の5000系はご覧のとおり、車体カラーリングの再現がかなり難しい(※少なくとも私の能力では無理です。)ので、個人的には製品化してくれただけでもありがたいので、今回躊躇わずに購入しました(笑)
とはいえ付属パーツもシールも一切ない=買っただけでおしまい・・・はさすがにちょっと寂しいので、ちょっと手を加えてみたいと思います。
⇒次回へ続く