京阪 ファミリーレールフェア

ということで、ファミリーレールフェアの開催される寝屋川車両基地へとやってきた私たち。

まずは車両工場のあるエリアに展示?されている車両たちから見物ー。

こちらのエリアにいる車両たちは、通常の営業運転ではまず見られない種別+行先の組み合わせが表示されるのが名物?となっておりますが、個人的に印象に残ったものだけご紹介いたしますとー。

①【快速特急+萱島】表示の9000系(9005F)
②【ライナー+大阪淀屋橋】表示の13000系(13005F)

①は現在【快速特急】の種別は未使用(※営業運転では快速特急 洛楽と表示。)+9000系で唯一8両編成のまま残っている9005F

②は【ライナー】は8000系のみ見られる種別であることに加え、掲示されているのが4両編成の13000系

ということで思わず立ち止まって撮影しました。ちなみにこの他にも3000系や7200系が通常では見られない種別+行先表示を掲示のうえ展示されておりました。

京阪 ファミリーレールフェア

続きましてはファミリーレールフェアでは毎回展示されている、保存車両60型63号「びわこ号」と、構内入換車として活躍する70型72号(愛称:ワガヤネヤガワ号)ー。

昨年のファミリーレールフェアでは午前・午後の完全入替制ということで時間的制約があった関係上通過したのですが、今回は初めて参戦するゲストの方もいらっしゃいましたので、しっかりと見学&撮影ー。

・・・日本初の連接車として有名な60型「びわこ号」ですが、路線の性質が全く異なる京阪線⇔京津線を直通運転していたというのですから、毎回実車を見るたびに『戦前の頃から京阪電鉄はすごい車両を作ったよなぁ。」と思います。

一方70型はかつて京津線で使用されていた、路面電車スタイルの車両ですが、車内に電動発電機や変圧器・整流器などを搭載、側面に設けられた通風用グリルなど、構内入換車に改造されたスタイルが絶妙で、こちらはいつも『どこでもいいから鉄道模型で出てくれないかなぁ』と毎回思ってます(笑)

京阪 ファミリーレールフェア

さてお次は工場の中に入りまして、こちらもファミリーレールフェアでは定番&人気展示のひとつである車体つり上げ作業の実演ー。

今回は入場してあまり日の経っていない?7200系(7202F)の京都方先頭車が2台のクレーンによって20分サイクルダイヤ?で運搬されておりました。

車体が天井高く吊り上げられる様は毎回見ている光景ではありますが、いつ見てもすごいなと思います。ちなみに今まで私たちがファミリーレールフェアを訪れた際に、車体つり上げ作業の車両として抜擢?されていたのは調べたところ以下のとおりでした。

・2018年・・・1000系(1502F)
・2019年・・・2200系(2211F)
・2022年・・・13000系(13025F)
・2023年・・・7200系(7202F)

・・・今のところまだ形式は被っていないようですが、3000系や8000系といった優等種別用の車両による実演はまだのようですので、将来的に実際に見られる機会が得られることを祈りたいですね(笑)

京阪 ファミリーレールフェア

さてファミリーレールフェアでは鉄道車両だけでなくバスも!ということで、屋外にあります京阪バスの展示エリアへー。

今年は大阪万博ラッピングが施された大型電気バス(EVバス)が展示されておりました。

・・・京阪バスでは既に、京都駅周辺(ザ・サウザンドキョウト)⇔七条駅(七条京阪前)梅小路京都西駅周辺(ホテルエミオン京都)を循環する「ステーションループバス」にEVバスが導入・活躍しておりますが、車両は全て小型車ですので、なかなかのインパクトがありました。

せっかくなので車内も見学させていただいた(※ただし小さいお子様用の記念撮影ゾーンが設けられていたり、たくさんの見学者がいらっしゃったりということで撮影はできず。)のですが、座席配置や空調配管の構造、非常口の位置など、通常のバスとは異なる独特な構造でとても新鮮でした。


といった感じで電車もバスも見どころたくさんのファミリーレールフェア、次回ももう少しだけ続きますー。


⇒次回へ続く