さてTOMYTECの【鉄道コレクションシリーズ(以降鉄コレ)】から発売されました、「神戸電鉄5000系(5001編成)4両セットA」ー。

今回は車両の方を見てまいりたいと思います。

※今回も走行化パーツやらパンタグラフやらの交換、また細かいところの色差しを終えた後でのご紹介となりますのでご了承ください。

鉄コレ 神戸電鉄5000系

さてまずは車両の前面と妻面ー。

前面は左右非対称(前面窓のサイズが若干異なる)な特徴のある面ですが、(実車を見た機会は少ないものの)個人的にはこれぞ5000系(2000系)グループの顔つきだと思います。
正直よく製品化してくれたなぁ&ありがとう!という感じです(笑)

ちなみにセット名にもなっておりますが、トップナンバーの5001編成の車番が印刷済であるほか、種別は【特快速】、行先は【新開地】がそれぞれ印刷済です。

・・・【特快速】は2024年2月現在、神戸電鉄の最速達種別となりますが、現在は平日朝に片道(※三田→新開地)2本のみ設定されているレア種別でもありますので、このあたりは(もちろんユーザーの好みではありますが)【普通】か【準急】あたりにシールを貼り替えるのが無難かもしれません。

一方の妻面ですが、帯も省略されず塗装されていますし、妻面扉もしっかりと色分けされていますので、連結してしまえばほぼ見えなくなる部分ではあるものの、抜かりはなしといった感じでしょうか。

神戸電鉄という、私自身鉄道模型(Nゲージ)で所有するのは初めて+そもそも車両自体もそこまで詳しくないということで、自分自身の学習がてら?、少しだけ実車のお話も交えたいと思います(笑)


神戸電鉄 5000系

お次は車体の側面・床下機器・台車回りなどー。

床下機器ですが5000系は全車両がM車(4M編成)となっておりまして、鉄コレ製品ではざっくり2種類の床下で構成されています。

・・・実車の床下機器配置を把握している訳ではないのであーだこーだ言えないのですが、VVVFインバータ制御装置、補助電源装置、電動空気圧縮機など、そうかな?と思える機器類は(当たり前ですが)搭載されています。

このあたりはVVVFインバータ制御ではない&今回の5000系セットと同時に発売された2000系セットも比較できましたので、買っておけばよかったかもしれないですね。

また台車ですが、こちらは神戸電鉄5000系に採用されております川崎重工(現:川崎車両)製の軸梁式台車KW-68が新規に?起こされています。ちなみに兄弟格である2000系の台車はKW-200・KW-220と型式は異なるそうですが、台車枠自体はほぼ一緒=気にならないかと思います。

鉄コレ 神戸電鉄5000系

最後は屋根回り。

空調装置(クーラー)は集約分散式が2台、パンタグラフは下枠交差式のPT48型が奇数車(Mc1車・M1車)にそれぞれ1台、編成中では合計2台搭載されています。

・・・5000系登場時の車両(※平成時代前半頃)としては標準的な構成でしょうか?個人的にはクーラーキセの排気口周りのデザインと言いますか、構造が構成的で印象的でした。
ちなみに(購入してないので比較しようがない)2000系についても、屋根回りについては今回の5000系と同じ仕様になっていようかなと思います。



ということで、鉄コレ神戸電鉄5000系セットのご紹介でした。

まだしばらくの間は遠征できるほどの余裕が確保できなさそうな一方、ちょいちょい鉄道模型の方は2024年に入ってから購入しておりますので、しばらくは私が購入した鉄道模型をご紹介させていただければなと思います。



-おしまい-