第2回東急運転会inレトモ③~レイアウトを彩る新兵器~ (2012年8月13日)
今回の東急運転会では「東急バスを展開」というネタのほかにも、たまでんクラブの新しい技術開発案件として、こんなものを用意してみました。
おそらくこれだけで何かおわかりになる方はそういらっしゃらないかと思いますが、
東急電鉄ネタとしては何気に欠かせない存在であったりします。
ここでヒント(になるかわかりませんが…)ということで、もう1枚の画像をご覧になっていただきましょう-。
このように、上下線で黄色と青色のLEDが点滅・灯火します。
…これで少しはなんだかお分かりになった方もいらっしゃるのではないでしょうか?
正解は東急線各線の線路脇で見ることが出来る、「列車接近警告表示装置」というものです。
(※正式名称は違うかもしれませんが、意味合いとしてはその名の通り、列車の接近を知らせるものです。)
かつてはパトライトを使用したものが多かったのですが、現在では地下区間をはじめLEDを使用したものも多く見られるようになりました。
東急線沿線で撮影することの多い私たちは、訪れるたびに見かけるこの「列車接近警告表示装置」に
興味を持ち、模型の世界で再現してみよう!…ということで、たまでんクラブ一の技術開発力を持つ
issがこの企画に取り組み、その試作版が完成したという訳です。
写真ではいまいちイメージが沸かないと思いますので動画を撮影しました。
…実際もこんな感じで点灯しておりますので、もしご存知でなかった方は東急線をご利用される際に
探してみてください。たぶん「あ、これかぁ。」と思って頂けるかと思います。
鉄道模型の世界でも実際の世界と同様?、どうしても華である車両へと目がいってしまいがちですが、こういったインフラの存在も大切なんだなぁと認識した次第です。
こちらの装置についてはそのうち、開発者であるissが記事を書かれると思いますので
ご興味のある方はこうご期待ください。
⇒次回へ続く