300Xを見学し終えた我々は、鉄道ジオラマを見学しました。
そこには、実車のデビュー日(2013年2月8日)と同時にジオラマでもデビューした
N700Aの姿がありました。

このジオラマはこれまでの他の鉄道関連の博物館のジオラマとは大きく異なる
革新的なものとなっており、非常に興味深いです。一例をあげると
・ショーウィンドウで仕切られておらず、非常に開放的
・立席形式で、客は自由にジオラマの各所を見ながら回ることができる
・ATCを導入しており、1つの路線に同時に複数の車両を走らせている
・ポイントごとにBGMを変えており(名古屋駅付近なら発車ベル・放送、甲子園なら試合中の音等)、
かつ実際に即した音を使用していて臨場感がある
・深夜のシーンでは保線車両の走行や保線作業の再現なども忠実に再現されている
・バスや消防車、車なども走行する
・解説放送が一切ない(放送がなくても十分楽しめる)
・童話の登場人物等がジオラマに配置されている
・30分間隔での高頻度実施
等々です。
なお、すべての模型の車両には乗客の人形が乗っており、
これが私のKRL JABODETABEK103系制作の際にヒントとなったのは
以前書いた記事の通りです。
http://tamaden-club.sakura.ne.jp/index.php?itemid=985&catid=13

ジオラマ見学が終わると、丁度運転シミュレーターの抽選発表の時間となりました。


まるで合格発表のようです(笑)

そしてなんと見事に佐倉瑞穂氏が在来線シミュレーターに当選したではありませんか。
早速313系の運転にトライしてみます。


平日であれば期間限定で実写映像となったようですが、
この日は休日ですので通常のCG映像です。
メンバーの総意で、彼には達人編をプレイして貰いました。
運転自体は非常に課題が残る結果ではありましたが、乗車促進放送や車内ブザー、
運転台の情報モニター(編成が2+2+2両の6両編成設定になっている)等、
こちらも細部にこだわった、ファンの心をくすぐる仕様でした。

その後、一通り展示車両や展示品などを見学し、117系車内で駅弁を食べたのち、
我々はあおなみ線に乗り込み、次なる目的地へと向かいました。

→次回へ続く