ありし日の東急東横線(2/2) (2013年4月2日)
さて東横線⇔日比谷線直通列車以外にもう1つ、3月15日で去ってしまった車両を忘れてはいけません。
・・・当ブログで私がさんざん記事に書かせて頂いたので、ご覧になって下さっている方にとってはもはや書くまでもない事と思いますが、そう、東急9000系です。
今回は私が最後に撮影する機会となった、ダイヤ改正直前最後となった週末の時のお話です。
この日運用についていたのは9001F、ただ1編成のみでした。
・・・それどころか横浜高速鉄道みなとみらい線のY500系、東京メトロから貸し出されている7000系すらもそれぞれ1編成ずつしか日中は稼動しておらず、後は全て5050系・5000系という一足h早い「桜(色の帯)が満開」という状況でした。
※当日の東横線運用
01:5119F 02:5122F 03:Y514F 04:5163F 05:5171F 06:7129F(※メトロ)
07:5158F 08:5167F 09:5155F 10:5118F 11:5175F 12:5174F
13:5164F 14:5166F 15:5170F 16:5121F 17:5157F 18:5168F
19:9001F 20:5151F 21:5154F 22:5161F 23:5169F 24:5173F
25:5156F 26:5165F A27:5160F
日比谷線直通運用
81:1007F 82:1008F 84:1005F
とはいえ、ラストランHMに優等運用に充当される時には急行灯も点灯する9001Fが当日動いていただけでもよしとしなければなりません。
恐らく最後の週末ということもあって、大量の人が沿線に撮影に来られる事はある程度予想できていたので、撮影する方の少なさそうな菊名駅でまずは撮影…したものの、9001Fが到着する時には、それでもかなりの撮影者が集まってきました。
菊名駅の後は元住吉駅や中目黒駅などで動画を撮影しました。
1つ1つは大したことのない動画でも、もう東横線で撮影することも乗ることもできなくなったのですから私にとっては貴重な記録です。
特に耳によく響く東急9000系のVVVFインバータのサウンドは、「VVVFはこういう音!」と幼かった私に強烈な印象を与えてくれただけにどこか寂しいものがあります。
※大井町線に行けばこれでもかと聞く事はできますが、8両編成が高速で通過する走行音はもう聞く事はできません。
ただ現在では東武9050系や西武6000系といった車両が音色は違えど、GTO-VVVFサウンドを奏でて走っているのでそこがせめてもの救い???のように思えます。
最後はいなくなる者同士との2ショットを撮影-。
1まいは東京メトロ03系と、もう1まいは渋谷駅のホームと。
・・・写真にも写っておりますが渋谷駅のホーム先端は既にフィーバー状態。
なのでホーム先端での撮影はバッサリと諦め、車両の側面に着目した写真(※この記事冒頭のような写真)やたくさんの人々に見送られる9000系を撮影して私の中でのフィナーレを迎えました。
ありがとう東急9000系―。
ただ東急大井町線に行っても、相も変わらずたくさん撮りに行くのでこれからもよろしく(笑)
―おしまい―
※今回で1か月以上続きました「ダイヤ改正前の東急東横線」関係の記事はピリオドとなります。
次回からようやく?別の記事なども書いてまいりますので今後とも当ブログをよろしくお願いいたします。