東横線 中目黒駅

こんにちわ、谷風皐月です。

pierre2427が「東横線渋谷駅」を軸に記事を書いてくれましたので、私は東横線から去って行った「車両」について、簡単ながら記事にしたいと思います。

・・・3月はほとんど東急東横線、渋谷駅関係の記事になってしまいますが、それだけ私たちにとっても大きな出来事だった、ということでご了承ください。


今回は、長年にわたり行われた東京メトロ日比谷線との相互直通運転で活躍していた車両に注目します-。



東横線 旧渋谷駅

東急東横線と東京メトロ日比谷線が相互直通運転を開始したのは、1964年(昭和39年)8月のこと。

直通運転の開始当初は東急電鉄は7000系(旧)、東京メトロ(当時の営団地下鉄)は3000系が使用されていました。(※現在は両者とも引退し、全国各地の地方私鉄で第2の人生を歩んでいます。)

1988年(昭和63年)から東急1000系、地下鉄03系が営業運転を開始し、平成25年3月15日までの約25年間の長きに渡り、菊名(一時期は日吉)-北千住間を結び続けてきました。

東横特急が2001年(平成13年)3月に運行を開始されると、日中時間帯を中心に直通列車の本数が削減、1時間あたり2本と撮影するチャンスの少ない列車となりました。

写真は最後となった週末に菊名駅で撮影したものですが、東急東横線に18m級車両が営業列車としてやってくる姿は今では過去のものとなりました。


東横線⇔日比谷線直通列車

菊名駅で撮影した後は、東横線・日比谷線の両路線が交わる中目黒駅で撮影することに。
駅ホームは最後の週末ということもあり、多くの撮影者の姿が見られました―。

・・・駅係員や警備会社の方々もホームの先端を中心にかなり増員された態勢で警備に当たっていたことからも、ここに訪れて撮影される方の数が多いことがわかります。

他の撮影者の邪魔にならないよう、また撮影禁止ゾーンに入らぬよう、しっかりルールを守りながら、東京メトロ03系の「菊名」行きや、東急1000系の「日比谷線直通」幕など当たり前「だった」風景を撮影しました。


東横線と日比谷線の直通運転という舞台は約半世紀という期間を経て幕を閉じました。

しかし両路線が中目黒駅で接続することに今後も代わりはありませんし、東横線の利用者の方にとっては日比谷線に加え、副都心線という新たな都心直通ルートができたことで移動の選択肢が増え、便利になった部分も多いと思われます。


また東京メトロ03系は営業列車としてやってくることはありませんが、検査などの関係で東急田園都市線の鷺沼駅にある東京メトロの鷺沼検車区まで回送されることから東横線で全く姿が見れなくなる、という訳ではありません。

・・・ちょっぴり寂しくなるところもありますが、今後の両路線のますますの発展に期待したいところです。


―おしまい―