別所線風鉄道模型レイアウトを作る!⑤~地面を彩る~ (2013年6月24日)
前回に続き、今回も水田(田んぼ)の作成を続けていきます。
まずは下地の塗装から。
・・・私の別所線風レイアウトは、満開の桜の木を植えておりますので季節で言えば「春」になります。
一方の水田は「青々として美しい」という風景が私のイメージなのですが、それでは「夏」になるため両者の共存はあまり合わなさそう・・・ということで、田植え前後の水田を再現すべく下地は普通に土っぽい色で塗る事にしました。
私が使用したのは「Mr.カラー」のマホガニーです。
本当は色々な茶色系の色や緑系の色などを混ぜた方がいかにも地面らしくなると思うのですが、後の工程で稲や水面も再現するから最終的にはあまり目立たなくなるだろうと考え、単純に筆で丁寧に塗っていきました。
下地を全て塗り終わったところで今度は畦道や地面をパウダーなどで再現していきます。
今回はKATO製のターフ、「24-315 土色ブレンド」と「24-312 若草色」を用意しました。
ターフそのものはスポンジ系の素材なのですが、これらはほとんどパウダーに近い状態(=非常に細かい)の製品なので草の生えた地面を表現するにはちょうどいい素材かと思います。
ターフもレールのバラストの時と同様、あらかじめ水をたっぷり浸してから水:ボンド=1:2の液体で固着していき、完成!!前回の紙粘土で真っ白な状態と比べると、明らかにグッとリアルになった感じがします。
ちなみに前回の記事冒頭の画像(http://tamaden-club.sakura.ne.jp/index.php?itemid=1462&catid=23)と比べて頂くとお気づきになるかと思いますが、レイアウト中央にある駅の線路を1線に減らしました。
・・・結局、「走らせて遊ぶよりもいま現在の上田電鉄別所線の別所温泉駅を再現したい!!」という気持ちが勝り、あえなく線路を撤去。バラストとパウダーを追加で撒いてしまったのでした(笑)
ということで、次はこのレイアウトの中で最も重要となる建造物、別所温泉駅の作成に着手していきます。使用するのは言うまでもなく、株式会社フローベルデ様(http://www.floverde.com/)の「別所温泉駅ペーパーキット」です!
次回から「別所温泉駅」の制作記を書いていきたいと思います。
⇒次回へ続く