東急5050系 模型

今回はgreenmaxから発売されました『東急5050系5175編成 東横線セット』を簡単にご紹介してまいりたいと思います。

東急5050系は2004年(平成16年)にデビューした東横線の主力車両で、2013年(平成25年)までの実に約10年もの長きにわたり、8両編成26本(※10両編成の4000番台は除く)が製造されました。

5050系(に限らず5000系シリーズ全般に言えることですが)は製造期間が長かったため、仕様変更が多く、編成によって一目で違いがわかる部分から、言われないとわからないような細かい部分まで、かなりバリエーションが豊富な車両でもあります。

今回は5000系シリーズのほぼ最終形態に近い?5175Fが製品化されました。


東急5050系 模型

まず、大きな特徴としては東京メトロ副都心線との相互直通運転開始後の現行仕様になっていることでしょうか。

具体的には乗務員室に機器が増設された関係で貼り付けられた前面窓の遮光フィルムや、8CARSステッカーなどがポイントに挙げられます。

ただ細かく言いますと、先頭車を中心に床下機器がかなり増設されているのですが、こちらについては従来の5050系用の床下パーツをそのまま使っているようなので、ちょっと中途半端な再現具合、といった感じです。(※走らせてしまえばあまり気づかない部分ではありますが・・・。)

また側面のドアーについては過去に同社から製品化されている東急6000系、東急5000系7次車、東急5050系4000番台と同様、複層ガラス仕様のものになっております。・・・最近はこちらが一般的な仕様になりましたね。

東急5050系 模型

さてこの製品。一応完成品ではあるものの、避雷器と床下の避難はしごがユーザー取付パーツとなっておりますので、避雷器はデハ5375、デハ5775に、避難はしごはクハ5150、サハ5450、サハ5550、クハ5850にそれぞれ自分に取り付けます。

ちなみに、greenmax最初期(2005年頃?)の東急5000系シリーズはこれらのパーツに加え、列車無線アンテナと屋根のヒューズボックスもユーザー取付パーツになっておりましたので、ほんのちょっとだけ作業量が減って完成品っぽくなった…のでしょうか?


次回は簡単な小加工と旧製品とのお気軽比較をご紹介したいと思います。


⇒次回へ続く