と、いうことで長らく続きましたGreenmax【東急8090系大井町線】シリーズ。
今回は最終回と言うことで、私が所有している各製品を並べてみました。

東急8090系 模型

まずは【前期形赤帯】編成(画像左=8091F)と【前期形】編成(画像右=8095F)ー。

大井町線における赤帯の姿は1988年(昭和63年)~2008年(平成20年)3月頃までの約20年間、見ることができました。

ただし製品では前面ガラスが8590系のような個別固定方式になっている(※登場当時は連続固定方式で、Greenmax製品では東横線セットで再現。)ため1993年(平成5年)頃以降、さらにシングルアームパンタグラフが搭載されておりますので2000年代前半頃の姿、というのが正確になります。

私的には、グラデーション帯をまとった期間よりも圧倒的に長い分、8090系といえば赤帯!という印象が強いですね。



そして東急線から完全に引退する2013年(平成25年)5月頃の間まで、グラデーション帯+大井町線ステッカーをまとった姿になりました。
個人的には前面ライトと帯の配置バランスが中途半端で、赤帯時代よりも違和感を覚えました(笑)

ちなみにグラデーション帯をまとった製品の8095Fは2011年(平成23年)頃まで活躍しており、現在では秩父鉄道7500系の第6編成として第二の人生を歩んでいます。
(※一方、赤帯編成の8091Fも7500系の第1編成として共に秩父鉄道で活躍しています。)


東急8090系 模型

お次は【後期形】(画像左=8099F)と【前期形】(画像右=8095F)編成の比較ー。

両者でいったい何が違うのかというと、(※画像を見ていただければ一目瞭然ですが)ライトの位置が【前期形】の方が低い位置にあることがお分かりになるかと思います。

個人的にはグラデーション帯の中にライトがきっちり収まっている【後期形】の方が見た感じの印象はいいような気がしてしまいます。


ちなみに【後期形】編成の製品モデルとなっている8099Fは、大井町線で最後まで活躍していた編成の1本で、2013年(平成25年)5月まで活躍していました。

ただ先頭車は残念ながら廃車、解体となってしまい、中間に組み込まれていたデハ8495、デハ8280の2両が、強力なインパクトを誇る???前面が特徴的な、秩父鉄道7800系の第4編成として活躍しております。

東急8090系 模型

最後はほぼ同系列と言っても過言ではない8590系を含めた、私が保有している全バリエーションを並べてみました。

(※前々回にご紹介した8590系の排障器設置編成=http://tamaden-club.sakura.ne.jp/index.php?itemid=2138は、現在貸しレイアウトのレンタルロッカー内にあるため写っておりません。)

・・・内訳としては田園都市線、大井町線と、長津田検車区に所属している編成のみを所持している形になります。(※東横線の8090系、8590系の編成はほかのサークルメンバーが所有しています。)

こうしてみると8500系だけでなく、8090系&8590系もかなりの製品バリエーションがあるのが一目でわかりますね。

ただここまでGreenmaxの東急車シリーズが充実してきているのですから、広義の東急8000系シリーズで唯一、いまだ完成品化されていない8000系の製品化に近い将来期待したいところですね(笑)


ーおしまいー