京阪電鉄 13000系

翌日、京阪本線の車両を見る、撮影をするなら本数の多い複々線区間で、ということで西三荘駅にやってまいりました。

・・・それにしても京阪本線は地下区間あれば高架区間、さらに複々線もあり、街中を走っているかと思えば、自然が多く残る場所を走ったり、はたまた競馬場や遊園地を横目に走るなど、景色が変わりに変わり、乗っていて大変面白いですね。

早速、京阪電鉄の最新形式である13000系に出会うことができました。もっとも京阪電鉄を走る車はたくさんありましてー

京阪電鉄 シティ・コミューター

こちらは「シティ・コミューター」と呼ばれる車両たち。

主に3ドア(※写真右上の5000系のみは大変珍しい全車両5ドア)ロングシートの車両が該当しますが、緑と白が鮮やかでカッコいいですね。個人的には形式にもよるかもしれませんが、緑色2色の旧塗装よりもこの「シティ・コミューター」カラーの方が未来的な感じでいいかと思います。

ちなみにメンバーの好みを集計した感じだと、

・2200系、2400系、2600系など1980年代前半の1500V昇圧前から活躍している形式
・京阪電鉄で最大勢力の6000系、初のVVVFインバータ制御搭載の7000系
・7200系以降、現在に至るまでの平成時代に誕生した新しい形式

とキレイに3つの世代に傾向が分かれました。・・・メンバーの年齢はほとんど差がないので、各自の車両の好みがはっきりと別れた感じでしょうか?

現在、鉄道模型では写真左下の1000系と、最新系列である13000系を除けば現役の形式はだいたい製品化されていますので、うまく役割分担ができる、かつ時間を設ければ揃いそうな感じでした。

京阪電鉄 3000系 8000系

お次は優等列車。画像上の3000系は「コンフォート・サルーン」、画像下の8000系は「エレガント・サルーン」というデザインで呼ばれる車両です。

「シティ・コミューター」とは全く違う、鮮やかなカラーリングは一目で大変人気が高いことを、素人目にも十分わからせてくれる、そんな雰囲気を持ち合わせています。

ちなみに鉄道模型の世界では3000系はGreenmax、8000系はマイクロエースなどからそれぞれ製品化されていますが、いずれも屈指の人気を誇る形式のためか、ただでさえあまり見かけない京阪電鉄の製品でもトップクラスの高額取引案件で、「たまでんクラブ」のメンバー間でも誰もが『あるなら欲しい、でも手を出すにも市場価格が…』という共通意見でした(笑)

ただメンバーによっては現役の両形式よりも2013年に引退した、先代「京阪特急」車両である旧3000系(※晩年は8000系30番台)や、さらにその先代である1900系の方を先にやりたい、という意見もありました。


結局のところ、京阪電鉄をメンバー全員でやることになんら支障はないという結論にいたりましたので、メンバーの模型でやりたい方向性が見えてきたところでついに、私の口から正式に「たまでんクラブとして京阪電鉄に手を出す」という宣言を発令しました。


・・・今まで【東急電鉄(+譲渡車)ほぼ一筋】はたまた【ステンレス車しか能がない】とまで言われた私にとって、ステンレス分0%、形式名だけはなんとなく親近感がある程度で???東急電鉄と全く異なる装いの京阪電鉄に手を出すことは、まさに未知なる新ジャンルの開拓、新たなる挑戦のはじまりですー。

ー次回へ続くー