続いて、今回は側窓と床下の塗装の様子を紹介します。

KRL JABODETABEKの沿線では、沿線の低所得者層の子供が車両に向かっての投石が多発しています。
(何故このような悪戯が横行しているのかは、インドネシア人にも分からないようです。
彼らもStupidだと言っていました)
従って、KRL JABODETABEKの日本車のすべての車両の前面窓には投石避け金網が設置され、側窓には飛散防止フィルムが貼り付けられています。

この2点を、今回は再現してみることにしました(金網の設置については今後紹介します)。

7000系
側窓の裏面にはスモーク塗装を施すこととします。すべての車両の側窓を取り外し、マスキングテープを使ってダンボール箱に固定します。このダンボール、7000系の模型を通販で買った際の空箱を有効活用しています。部屋の中に限られたスペースしかなく、室内で塗装し、塗装の飛散を極力防ぐという条件下では、ダンボールの活用はまさに一石三鳥!

次に床下塗装です。実車は全検後、床下機器はライトグレー・連結器と台車は黒となります。GM鉄道カラースプレー14番(灰色9号)で塗装することとします。

7000系
床下を分解し、一番底の板(実車的には台枠?)を塗装します。
本来は3方向から塗装するのがベストですが、今回は連結器をすべてTNカプラーに交換するため、設置部の塗装は不要です。そこで、作業効率を大幅にアップするため、作業用手袋を着用して台枠の端を左手でつかみ、上下左右に回転させながら、右手で一気にスプレーで塗装しました。
1時間足らずで床下機器の塗装は完了です。重ね塗りせずとも、なかなか綺麗に仕上がりました。

7000系
塗装し終わった、側窓と床下機器。

次は先頭車の前面部の塗装に移ります。

→次回へ続く