次は、側帯のステッカー(デカール)です。

帯を塗装してもよかったのですが、非常に手間がかかるため
実写と同様に、有楽町線の帯の上から重ね貼りすることにしました。

デカールつくりに使用するのは、「エーワン」が発売している「転写シール」透明タイプ。
http://www.a-one.co.jp/product/search/detail.php?id=51112

なべTEA氏や谷風皐月氏に教えて貰って以来、重宝してます。
(同商品を使ってのコンテナの作例は、http://tamaden-club.sakura.ne.jp/index.php?itemid=197に掲載されています)

早速、デカールの作成に取り掛かります。
とはいっても、コンテナのような大きさが若干アバウトでも構わないものなら
まだしも、今回は帯の長さや太さをきっちり決めないと、ずれてしまいます。
そこで今回は車体をスキャナーでスキャンするという大胆な(?)やり方を行いました。

7000系
スキャンした車体の画像に直接ペイント(ビットマップ)で帯を上書きし、それを
切り取ってデカール化するというものです。
結果、帯の長さ・太さを寸法どおりに仕上げました。
(色合いはそのままデカール化すると暗くなってしまうため、若干明るめに調整します)

7000系
こちらが出来たデカール

そして、実際に車体に貼っていきます。
貼ること自体は非常に簡単なのですが、この転写シールは
細いものを作るのはあまり向いておらず、細ければ細いほど貼る時によれてしまうことが多いです。
また直線に貼るのも難易度が高いです。
デカールが透明ということで、今回は帯の太さよりも若干大きめにデカールを切り
車体に貼り付けていきました。

7000系
貼り付け中の様子

次は金網・スカートの作成です。

→次回に続く