京阪大津線

京津線の上栄町から歩いて、大津線(京津線・石山坂本線)の中核駅である浜大津駅へとやってまいりました。

ここで、この日の活動のメイン(であり、また私たちの活動としては超定番中の定番でもある)石山坂本線の撮影を開始します。

ちなみにそのメインターゲットとなりますのはー。



京阪大津線

はい、地上時代の京津線を語る上では絶対欠かせないであろう名車、80型の塗装を身にまとった700形701+702編成です!

これは80型の誕生55周年を記念して実現した企画なのですが、まさか既に現役を引退して20年近くが経とうとしている80型のカラーリングが2016年に復活するとは夢にも思ってもいませんでした。

・・・それにしても、実車を見て驚いたのが想像以上に「めっちゃ似合ってカッコいい!」ということ(笑)

700形と80型は京津線の地上時代、顔を合わせる時期がありましたが、これならその当時からこのカラーリングでよかったんじゃないかというくらい違和感がありません。京阪特急色の600形(603+604編成)が見られなくなった今、それに代わる新たな京津線のスターとなり得る名車が誕生したといってもいいでしょう。

はやくもTOMYTECの「鉄道コレクションシリーズ」から来年、一般流通品として発売されることが決定していることからも、人気がうなぎ上りなのは間違いありません。

幸いにも実車のこの塗装が見られる期間は約4年と、次の全検時まで?の長きに渡るので、可能な限りバシバシ撮っていきたいと思います。


京阪大津線 鉄道むすめラッピング

さて、新たに生まれる塗装車がいれば去るラッピング車もありー。

2015年8月29日から1年以上に渡り石山坂本線を走り続けてきた「全国”鉄道むすめ”巡り2015」ラッピング電車(700形709+710編成)が2016年11月上旬をもって終了ー。

ちょうど訪れた時がまさにクライマックスシーズンでしたが、公式サイトをはじめ、ほとんど運用が発表される機会のなかったこの「鉄道むすめ」ラッピング電車。

結局今回の遠征まで、私たちがやってきた時の遭遇率は見事なまでの100%(笑)
もはや相性がいいってレベルじゃないくらい、いくつもの撮影機会を得ることができました。

ものすごく見慣れた編成だけに、これで見納めと思うとちょっと寂しいものがありますが、また次なる名ラッピング車として生まれ変わる可能性も十分ありますから、その日が来るのを楽しみにしたいと思います。


という感じで、来るもの去るもの両方を何度も撮影することができた、まさに狙い通りの遠征2日目となったのでしたー。


⇒次回へ続く