こんばんは、谷風皐月です。

当ブログでは超久しぶりとなる(笑)東急電鉄の模型のお話。
といっても、発売されてから既に1か月余りが経ってしまいましたが・・・。

KATO 東急7000系

今回はKATOから発売されました「レジェンドコレクションシリーズ第9弾 東京急行電鉄7000系 8両セット」をようやく手に入れましたので、簡単にご紹介したいと思います。

5050系4000番台を皮切りに、KATOからも東急電鉄の車両の模型が徐々に発売されておりますが、今回はまさかのレジェンドコレクションシリーズからの発売となりました。

・・・KATOのレジェンドコレクションシリーズとして発売された私鉄車両と言えば、近鉄10100系「ビスタカー」や小田急ロマンスカー3100形「NSE」といった特急車がありますが、私鉄の通勤型車両としてはおそらく今回が初めてではないでしょうか?

そんなレジェンドコレクションシリーズのラインナップに、東急電鉄を代表して選ばれたのは初代7000系。『日本初のオールステンレスカー』ということで選出された?ようで、順当なチョイスと言えば順当な気がしますが、一方でいまだプラ完成品に恵まれていない『日本初のステンレスカー』こと5200系が発売されたとしたならば、もっと市場は大騒ぎになっていた?ような気もします(笑)


それはさておき、早速中を見てみましょう。

KATO 東急7000系

という訳で、ケースの中身はこのようになっております。

今回編成のモデルになっているのは東洋電機製の電装品を搭載した(※以下東洋車)7059Fの6+2の8両編成ー。確か同編成は東洋車では珍しく(というか唯一?)、当時の営団地下鉄日比谷線への直通が非対応だった編成と思われますので、東横線の地上?運用を想定しているものと思われます。

ただステッカーの方を見てみますと東洋車がモデルということもあってか、【中目黒】【北千住】といった行先や運番、はたまた側面の【日比谷線直通】サボといった日比谷線直通関係もしっかり網羅されておりました。

それ以外にも東横線、目蒲線、大井町線、田園都市線、こどもの国線の各東急線の行先や運番に、優等種別のサボやこどもの国の風車ヘッドマークに至るまでほぼ完璧に網羅されていますが、一番驚いたのは伊豆急行の行先まであることでした。

確かに伊豆急側の車両が足りなかった夏季シーズンの輸送ピーク時に、東急から助っ人として貸し出され、入線した実績はあります(※しかもデハ7059とデハ7060は実際に入線。)が、まさかここまで網羅されているとはさすがレジェンドコレクションシリーズ?といったところでしょうか。


KATO 東急7000系

・・・ステッカーの話だけなのに延々と書き続けそう(笑)なので、車体の方へ話を変えましょう。

試しに1両手に取ってみたのですがいいですねぇ、この感じ(笑)
光に照らされた時の銀色ボディーの反射具合が、ステンレス車体の魅力を存分に語っています。

今までTOMYTECの鉄道コレクションシリーズだったり、はたまたgreenmaxの鉄道スプレーの8番を使って自分で塗ったものだったり、手元にある様々な東急7000系の模型を見てきましたが一番いい輝き(※塗装の上手な人がいい機材といい塗料使って本気出せば話は別ですが。)ではないかと思います。

もはやこれだけで「買った意味はあった。」と自分の作業デスクで一人盛り上がる東急好き(もといバカ)でしたが、次回はもうちょっと細かく見ていきたいと思います。


ー次回へ続くー