準急と各駅停車が交互に運転される、平日朝ラッシュのピーク時間帯がまもなく終了という頃、ついにあの車両がやってきました。

2002年にデビューした5000系以来、実に16年振り(※今でも私の感覚では5000系は十分新しい車両という位置づけなのですが・・・時が経つのは早いですね。。。)となる東急田園都市線の新型車両ー。

東急電鉄 田園都市線

2020系!

まだ3編成と少数であり、東武線内でのハンドル訓練や試運転が十分でないため?か東武非乗り入れ編成(サークル車)としてのデビューとなりました。

5000系を初めて見た時の衝撃は今でもよく覚えていますが、2020系もまた久しぶりの新型車両ということもあってそのインパクトは強烈ですね。そしてやはり「カッコいいと思うけど、なんか東急っぽさを感じない」というのが率直な感想(笑)

ただこの2020系が8500系、8590系、2000系といった形式を置き換えて、5000系の18編成(5101F~5117F、5120F)を上回る、田園都市線の最大勢力形式になるでしょうから次第に慣れてくるのでしょうね。

とりあえずまともに撮影するのはこの日が初めてでしたので、「撮れてよかった」の一言です。ただ個人的にはこの直後に来た車両の方がもっとテンションが上がりました(笑)



東急電鉄 田園都市線

いまや東急電鉄の車両で大変貴重な存在となった、行先や種別などの表示器が幕式ー。
さらに前面に排障器を装備せず、最もオリジナルの姿に近い8606Fの準急!!

さらに実はあんまり撮ったことのない下り(中央林間方面)の準急に2000系!!


・・・個人的にはもう、109点をつけてもいいんじゃないでしょうかと思うくらいに満足でした(笑)


東急電鉄 2020系

というわけでこの日の撮影の収穫にすっかり満足してしまったので、予定よりも早く撮影を打ち切り、せっかくだからと2020系に乗ることにしました。

この日の2020系の運用を調査しつつ、戻ってくるタイミングを見計らって乗車ー。

今回乗った編成は2121Fでしたが、終日運用ではなく長津田止まりでそのまま入庫ということでしたので、終点まで乗り通すことにしました。

乗ってみた感想としては、確かに座席は5000系の6ドア車置き換え用サハや5050系の5177Fと同じですし、所々木目調をあしらった内装など、最近の東急車らしい部分も見受けられるのですが、「JR東日本のE235系だ・・・。」って感じです。

※メーカーが両車とも総合車両製作所製ですし、おまけにE235系と同様に新津で製造された編成もいるようなので、兄弟と言っても過言ではないでしょう。



ただ一般の利用客視点(に立ったつもり。)からすれば、間違いなくいい車両だと思いますので今後のさらなる増備に期待したいところです。

現行車の将来と、これから増える新型車両ー。
本格的な世代交代がはじまろうとしている田園都市線を体験できたいい一日でした。


ーおしまいー