KATO キハ58

という訳で早速KATOのキハ58の加工開始ー。

まずはジャンパ栓や胴受など付属パーツ類を取り付け。
やはりこの辺のパーツが別パーツ化されていると、リアルな表現になっていいですね。

ただジャンパ栓の方は成型色のまま取り付けると、クリーム色がかなり違和感を感じましたので写真のように黒で色差ししてみました。これだけでもだいぶ雰囲気は良くなると思います。

また前面の表示も【急行】から【快速】へと変えてみました。というのもキハ58系は急行形気動車ということで、全盛期こそ全国で急行列車として活躍したかと思いますが、(実車をあんまり知らないなりの)私的にはローカル線で普通列車や快速列車として活躍していたイメージの方が強かったからです。



・・・さて、次からが加工の本番でしてー。

KATO キハ58

車体から屋根板を取り外し、運転室側から2台目と3台目のクーラーを台座ごと撤去し、それぞれ1台目と4台目のクーラーの方へ寄せる形で再接着しました。そのあとは撤去した後の穴をプラ板やパテを使って埋め、紙ヤスリ(400番⇒2000番)で整えます。

・・・詳しい方ならこの段階でお分かりになるかと思いますが、実はこれ、水戸機関区に所属していた「常磐無線アンテナ」搭載車を再現するための加工です。


なぜわざわざこのような車両を作ろうとしたのかは次回に置いときましてー・・・お次はその肝心な常磐無線アンテナの取付。

調べてみたところ、各メーカーからパーツが発売されているようなのですが、私は「配管が常磐無線アンテナと一体になっている」という理由からTOMIXの415系用のパーツをチョイスしました。

・・・415系用、というだけあっておそらく実際のキハ58用は別物かと思われますが、この辺はある程度雰囲気が出ていればOKというお手軽さ重視でバッサリ割り切りました。

KATO キハ58

ただそのままつけようと思っていたところ、実車の画像を調べたり、他の方が作られた力作を拝見すると、アンテナ用の台座があったようなので0.5mmのプラ板で再現しました。

また、常磐無線アンテナの形も買ったパーツと見比べてみると個人的にしっくりこなかったので結局、KATOの適当なASSYパーツで代用することにしました。

そしてこれらのパーツを取り付けた後はgreenmaxの鉄道カラースプレー【35番:ダークグレー】で屋根全体を塗装し完成―。


とりあえず「常磐無線アンテナを再現したかったんだね。」と言われるくらいの代物にはなったのではないでしょうか。

少なくとも買ったばかりの新製品(※しかもどこも売り切れで入手難易度がかなり高いもの)に対してこのような加工に踏み切った自分としては(もったいないと言われそうですが、)満足しています(笑)


→次回へ続く