さて、ひたすらエメラルドグリーン(青緑1号)の画像ばかりが続いた(笑)私にとって初めての103系の模型記事も今回が最後ー。

残ったGREENMAX製品とKATO製品を中心に、もう1編成組むことにしました。

常磐線 103系

という訳で、組んだのは基本編成となる10両編成。
モデルはマト6編成です。例によって1997年の編成表を参考にしました。

ちなみにこのマト6編成、第4回目の記事でも組んだ編成ですが、(http://tamaden-club.sakura.ne.jp/index.php?itemid=3882#more)改めて同編成の特徴をざっくり記載しますと・・・。

・先頭車(クハ)・・・両先頭車とも高運転台。
・中間車(モハ)・・・0番台は非ユニットサッシ窓とユニットサッシ窓の両方、1000番台のユニットがそれぞれ1組ずつ。
・中間車(サハ)・・・全て非ユニットサッシ窓車なものの1両はクーラーがAU712形。

となっておりまして、今回模型で再現するにあたって使用した車両は以下のとおり。

・GREENMAX製品・・・4両(モハユニット1組、サハ2両、ただし足回りは2両KATO。)
・マイクロエース製品・・・2両(1000番台のモハユニット1組)
・KATO製品・・・4両(両先頭車、モハユニット1組)

第4回目の記事からの変更点としては、TOMIX製品を別の編成に充当した代わりに、KATO製品を組み込んだところです。

・・・あくまで個人的な感覚ですが、TOMIX製品を抜いたことで第4回目の記事で組んだ時よりも全体的にエメラルドグリーンの色調は近づいたような気がします。

常磐線 103系

ちなみに今回の編成を組むのにあたって行った作業は、(既に過去の記事でも書いた部分も多いですが)以下のとおり。

・屋根回りを全般的に再塗装。(屋根板、ベンチレーター、避雷器)
・クーラーを2色に塗り分け。(新製冷房車はグレー、冷房化改造車はシルバー)
・パンタグラフをTOMIX製に統一。(0番台はPS16P、1000番台はPS21)
・カプラーを全てアーノルド→KATO製に統一。
・GREENMAX製品の車番インレタを使ってマト6編成の車番を転写。
・車両更新車(編成中6両)については妻面の貫通扉を銀色に塗装。

やはり屋根回りが中心の施工内容ですが、これだけでもなんとなく各社の違いは目立たなくなりますのですっかり気に入りました(笑)

常磐線 103系

一応これでもう1本基本10両編成ができあがったのですが、せっかくなら前回作った付属編成(http://tamaden-club.sakura.ne.jp/index.php?itemid=3891&catid=14)と連結して
15両編成で遊べるようにと、片方(※取手方)の先頭車だけTOMIX製の密連形TNカプラー(SP)をつけました。

ひとまずこれで15両編成で遊べるようになったのですが・・・単純に連結器回りのディティールがアップさせるという意味でも両先頭車に対して施工してもよかったかもしれませんね。


常磐線 103系

・・・こうして、約1年間かけて私が用意したJR常磐線の103系は基本10両編成2本、付属編成5両編成1本の合計25両となりました。・・・当初の計画よりも10両も増えてしまい、見事なまでに中身がエメラルグリーン一色のケースが3つもできてしまいました(笑)

常磐線 103系

ただ当初の目的であった「2種類のクーラー、3種類の前面、メーカー4社の素材」というコンセプトはなんとか達成することが出来ましたし、やればやるほど常磐線103系の深すぎる沼に頭を痛めたにも関わらず、何故かその魅力に取りつかれてしまい、新たな模型趣味の扉が開かれました(笑)

その結果、現在も中古市場では103系のジャンク品を探し続けている有様でして、「TOMIXかマイクロエースのどちらでもいいから1000番台の編成が欲しいーとかマイクロエースかGREENMAXのEVO(→今後はHQ?)シリーズで付属5両編成を増やしたい・・・。」とか考える始末。


・・・たださすがにテーマ運転会も無事?終わりましたので、今回の一連のような勢いはいったん抑え、再びメイン?である京阪電鉄や東急電鉄ネタに手を出したいと思いますが、長い目でみて【常磐線103系】というコンテンツも継続していきたいと思います。


ーおしまいー