屋外の展示をひと通り見た後はいよいよ寝屋川車両工場の中へー。

京阪電鉄 ファミリーレールフェア

まずはお馴染み、8000系に連結されている「プレミアムカー」の展示。

どうやら8008Fが検査入場中のようでして、同編成に組み込まれている8558号車の車体を活用し、車内の見学ができるようになっておりました。

とはいえ私たちもデビュー以後、幾度となく利用させていただいている(&これからも機会があればどんどん利用するつもり。)ので、改めて車内を見なくてもということで外観をぐるりと見て回ったのですが、注目したのは側面のフルカラーLED表示器。

フルカラーLEDを全力?で活用した「ファミリーレールフェア」の表示はとても新鮮だったほか、交互に表示されていた行先等の表示もこれまた珍しいものでして・・・。

【特急 寝屋川市】(※定期の営業列車では存在しない種別と行先の組み合わせ)
【自由席】(※当然のことながら通常、プレミアムカーは指定席)】

と、いずれも普段見ることはない珍しい表示ばかりで思わず立ち止まってしまいました(笑)

また今年のファミリーレールフェア開催日である10月14日を意図して【1014号】としているなど、きめ細かな配慮がされているのはさすがと思いました。

京阪電鉄 ファミリーレールフェア

お次はクレーンによる車体つり上げ作業の実演ー。

こちらは鉄道会社の車両工場の一般公開であれば定番&目玉と言えるものではありますが・・・いかんせん場所は京阪電鉄の寝屋川車両工場、そしてクレーンにつり上げられるのはもちろん京阪電車、実にいいですねぇ。たまりません(笑)

この日はこちらも検査入場中と思われる、1000系の1502Fの先頭車(1502号車)が使用され、決められた時間帯でつり上げ→運搬→つり下げの作業が繰り返し行われておりました。

(場所、予算、時間と課題は山積みですが。)いつかは鉄道模型の世界でも車両工場のモジュールなんてのもやってみたいなぁと思いつつ、1502号車を目で追いかけるのでした(笑)


さて最後に私が「ファミリーレールフェア」にやって来て最もテンションが上がったものをご紹介したいと思います。

といってもまぁ、ぶっちゃけた話8000系(やっぱり)なのですが・・・(笑)

京阪電鉄 ファミリーレールフェア

ただの8000系ではなく、検査入場中&絶賛作業中の8008Fの姿でした。

本塗装前の状態(パテ盛りが終わった状態?)の車体も斬新ですが、特に関心を引いたのは足回り。

見るからに新しい機器類が搭載されており、近くで見てみると補助電源(SIV)や冷暖房制御器箱のようでして、どうやら8006Fと同様、一部床下機器の更新・移設工事が施されているようでした。やはり8006Fの仕様が、今後の8000系の標準スタイルになるようですね。

とりあえず我が家にいる大量の8000系の模型たちにもいつか反映できるよう、機器配置はしっかり頭の中に叩き込んでおきました(笑)



「たまでんクラブ」の活動として初めて(※もちろん私自身は人生初。)の「ファミリーレールフェア」、そして寝屋川車両基地訪問ー。

良かった点を挙げればキリがない(というか良かった点しかない)ので、シンプルに申し上げますと「最高!!」の一言でした。・・・少なくとも私は来年以降も、109%の全力投球で頑張って仕事を片づけ、来ようと思えば来れる体制を整えなければならなさそうです(笑)


→次回へ続く