マイクロエース「京阪8000系京阪特急プレミアムカー8両セット」③ (2018年12月30日)
カテゴリー: 京阪電鉄ー鉄道模型ー
投稿者: 谷風皐月
今回で3回目となりますマイクロエースの「京阪8000系 京阪特急プレミアムカー 8両セット」ー。
前回の記事では先頭車をピックアップしましたので、今回は中間車の変更点をご紹介ー。
⑤テレビカーの廃止
8000系の5号車(8750形)にはかつて、鳩マークと並び京阪特急の代名詞ともいえた「テレビカー」が連結されておりましたが、内装を中心としたリニューアル工事の際に廃止となり、現在ではごく一般的な中間車両となりました。
前回の記事でも述べましたが、前回製品(※【A2858】京阪8000系 新塗装 8両セット)は塗色が変更後、リニューアル工事は実施前という過渡期?の姿を再現した製品でしたので、「テレビカー」が模型化されておりました。
一方、今回のセットは現行仕様になりますので、「テレビカー」の大きな特徴であった屋根上のアンテナ類は全て撤去され、車体側面に掲示されていた「テレビカー」ステッカーもなくなっています。
ちなみにマイクロエースでは仕様の異なる様々な京阪8000系の模型が製品化されておりますが、ざっくり塗色変更&リニューアル完了後(2012年11月頃)~プレミアムカーを連結する前(2017年8月頃)の時代が抜けております。
・・・製品化されることはたぶんないと思うのですが、私的には京阪電鉄にドハマった時代とちょうど被っている仕様なので、ぜひ欲しいですね(笑)
⑥プレミアムカー
そして、今回の最大の目玉?ともいえる6号車(8550形)の「プレミアムカー」。
2ドア→1ドア化された車体や、プレミアムカーのロゴ、ドア部分の装飾ー。
改造前の姿である前回製品の6号車と比べ、全く装いの異なる「プレミアムカー」が完璧に再現されているかと思います。
・・・恥ずかしながら実車の登場前に私が作った「プレミアムカータイプ」(http://tamaden-club.sakura.ne.jp/index.php?itemid=3079&catid=25)とも比べてみましたが、その差は言うまでもなく歴然(笑)
「思っていたよりも雰囲気は掴めていたんだな・・・。」と自分をちょこっと褒めたい&改めて労いたい一方、「とうとう立派な「プレミアムカー」の製品が出たな。」といった感情が混ざっておりました。
とはいえ私の「プレミアムカータイプ」は『実車も製品も出る前に作ったよ!』という物的証拠であること、また約2年に渡り「プレミアムカー」と言い張って孤軍奮闘してきた功労車?なので、仲良く共存させていきたいと思います(笑)
「プレミアムカー」をもうちょっと細かく見てみますとご覧のとおり。
車体の印刷は個人的には完璧!(というより自分の技術では絶対ここまで再現不可。)ですし、妻面ドアの再現度も文句なしかと思います。
内装の方も実車と同様、座席は1+2の3列化がされ、特徴的なヘッドレスト形状も表現されている点は高く評価したいのですが、そのヘッドレスト部分が若草色?っぽい緑系統に塗られているのが個人的にはちょっと?でした。この辺は「他の車両の座席とは違う」というアクセントという形であえてこのようにしたのかもしれません。
また種別・行先等の表示器が床板からにょきっと生えている感じで再現されているのも、気になる人は気になるかもしれません。(実車VS模型の構造を考慮するとこうせざるを得なかったとは思うのですが。)
ただ最終的な私の結論としては本当に『よくぞ出してくれた!』としか言いようがないです
(笑)
・・・と、こんな感じで今回の「京阪特急プレミアムカー8両セット」を前回製品と比較しつつご紹介させていただきました。
『ちょっとこの部分は気になるから加工しようかな?』と思う部分もあるにはあるのですが、
全体的には【現行の京阪8000系の模型が欲しいのならば買っていい!】という仕上がりになっているかと思います。
・・・最初は正直のところ、値段がプレミアムすぎ(なんとKATOの「ななつ星」や「クルーズトレイン四季島」といった製品よりも高い!)て、敬遠される方が多いかなと思っていたのですが、実際のところはあっという間に市場から消え、入手することができなくなった「プレミアム」な製品になったことからも、評判はいいんじゃないかと思います。
とにもかくにも、京阪8000系の新たな模型が仲間入りしたことは大変喜ばしい限り。今では私の模型の中でも最大の主力勢力といってもいいほどまでに成長した京阪8000系シリーズの一員として、大切に所有&遊んでいきたいと思います。
さて、当「たまでんクラブ」ブログの2018年内更新は今回で最後とさせていただきます。
今年も私ばかり記事を書いてしまったせいで、ほとんど京阪電鉄ばっかり!という中身になってしまいましたが、たくさんの方にご覧いただきまして本当にありがとうございました。
年明け以降のブログ更新は、仕事等の都合により通常よりもちょっと遅いスタートとさせていただきますが、引き続き書いてまいりたいと思いますので、今後ともよろしくお願いいたします。
それでは2018年も残りわずかとなりましたが、皆様よい年をお迎えください。
ーおしまいー
前回の記事では先頭車をピックアップしましたので、今回は中間車の変更点をご紹介ー。
⑤テレビカーの廃止
8000系の5号車(8750形)にはかつて、鳩マークと並び京阪特急の代名詞ともいえた「テレビカー」が連結されておりましたが、内装を中心としたリニューアル工事の際に廃止となり、現在ではごく一般的な中間車両となりました。
前回の記事でも述べましたが、前回製品(※【A2858】京阪8000系 新塗装 8両セット)は塗色が変更後、リニューアル工事は実施前という過渡期?の姿を再現した製品でしたので、「テレビカー」が模型化されておりました。
一方、今回のセットは現行仕様になりますので、「テレビカー」の大きな特徴であった屋根上のアンテナ類は全て撤去され、車体側面に掲示されていた「テレビカー」ステッカーもなくなっています。
ちなみにマイクロエースでは仕様の異なる様々な京阪8000系の模型が製品化されておりますが、ざっくり塗色変更&リニューアル完了後(2012年11月頃)~プレミアムカーを連結する前(2017年8月頃)の時代が抜けております。
・・・製品化されることはたぶんないと思うのですが、私的には京阪電鉄にドハマった時代とちょうど被っている仕様なので、ぜひ欲しいですね(笑)
⑥プレミアムカー
そして、今回の最大の目玉?ともいえる6号車(8550形)の「プレミアムカー」。
2ドア→1ドア化された車体や、プレミアムカーのロゴ、ドア部分の装飾ー。
改造前の姿である前回製品の6号車と比べ、全く装いの異なる「プレミアムカー」が完璧に再現されているかと思います。
・・・恥ずかしながら実車の登場前に私が作った「プレミアムカータイプ」(http://tamaden-club.sakura.ne.jp/index.php?itemid=3079&catid=25)とも比べてみましたが、その差は言うまでもなく歴然(笑)
「思っていたよりも雰囲気は掴めていたんだな・・・。」と自分をちょこっと褒めたい&改めて労いたい一方、「とうとう立派な「プレミアムカー」の製品が出たな。」といった感情が混ざっておりました。
とはいえ私の「プレミアムカータイプ」は『実車も製品も出る前に作ったよ!』という物的証拠であること、また約2年に渡り「プレミアムカー」と言い張って孤軍奮闘してきた功労車?なので、仲良く共存させていきたいと思います(笑)
「プレミアムカー」をもうちょっと細かく見てみますとご覧のとおり。
車体の印刷は個人的には完璧!(というより自分の技術では絶対ここまで再現不可。)ですし、妻面ドアの再現度も文句なしかと思います。
内装の方も実車と同様、座席は1+2の3列化がされ、特徴的なヘッドレスト形状も表現されている点は高く評価したいのですが、そのヘッドレスト部分が若草色?っぽい緑系統に塗られているのが個人的にはちょっと?でした。この辺は「他の車両の座席とは違う」というアクセントという形であえてこのようにしたのかもしれません。
また種別・行先等の表示器が床板からにょきっと生えている感じで再現されているのも、気になる人は気になるかもしれません。(実車VS模型の構造を考慮するとこうせざるを得なかったとは思うのですが。)
ただ最終的な私の結論としては本当に『よくぞ出してくれた!』としか言いようがないです
(笑)
・・・と、こんな感じで今回の「京阪特急プレミアムカー8両セット」を前回製品と比較しつつご紹介させていただきました。
『ちょっとこの部分は気になるから加工しようかな?』と思う部分もあるにはあるのですが、
全体的には【現行の京阪8000系の模型が欲しいのならば買っていい!】という仕上がりになっているかと思います。
・・・最初は正直のところ、値段がプレミアムすぎ(なんとKATOの「ななつ星」や「クルーズトレイン四季島」といった製品よりも高い!)て、敬遠される方が多いかなと思っていたのですが、実際のところはあっという間に市場から消え、入手することができなくなった「プレミアム」な製品になったことからも、評判はいいんじゃないかと思います。
とにもかくにも、京阪8000系の新たな模型が仲間入りしたことは大変喜ばしい限り。今では私の模型の中でも最大の主力勢力といってもいいほどまでに成長した京阪8000系シリーズの一員として、大切に所有&遊んでいきたいと思います。
さて、当「たまでんクラブ」ブログの2018年内更新は今回で最後とさせていただきます。
今年も私ばかり記事を書いてしまったせいで、ほとんど京阪電鉄ばっかり!という中身になってしまいましたが、たくさんの方にご覧いただきまして本当にありがとうございました。
年明け以降のブログ更新は、仕事等の都合により通常よりもちょっと遅いスタートとさせていただきますが、引き続き書いてまいりたいと思いますので、今後ともよろしくお願いいたします。
それでは2018年も残りわずかとなりましたが、皆様よい年をお迎えください。
ーおしまいー