京阪本線の八幡市駅で降りた私。

秋に駅名変更が予定されているという事で、現行駅の記録を残すことも、今回の活動目的の1つであったのですが、最大の目的はもちろんー。

京阪 男山ケーブル

はい、京阪鋼索線【通称:男山ケーブル】でした。

5月のブログ記事(http://tamaden-club.sakura.ne.jp/index.php?itemid=4268)でも書きましたが、巻上装置・索条・誘導無線といった重要設備の更新、そして車両デザインの変更が無事に終わり、6月19日から営業を再開したということで、すぐさま現地へやってきたのでした(笑)

営業再開後も鋼索線の八幡市駅自体はパッと見大きな変更はないようですが、駅名変更と駅舎の美装化が実施されることが決まっており、現在のこの姿を見られるのも残りわずかということになります。本線の八幡市駅と同様、今の姿を記録することができたのは幸いでした。


さて駅舎の撮影をした後は券売機で往復乗車券を購入(※鋼索線は交通系ICカードを利用することができません。)し、改札構内へー。


京阪 男山ケーブル

入線していたのは「太陽=陽(赤)」をモチーフにした【あかね】でした。

カーマインレッドとマンダリンオレンジの旧京阪特急色から、赤系のメタリックラッピングで彩られ、新たに設定されたシンボルマークや側面の霞文様など同じ車両とは思えない程、見事なまでにイメージを一新しています。

・・・具体的にどうこう言えないあたり、自分の語彙力のなさが悲しいのですが、個人的な第一印象は「神秘的なオーラを纏っているなぁ。」と感じました。

少なくとも『由緒ある石清水八幡宮へと乗客の方々を誘う』というイメージはバッチリ出ていて、コンセプト通りのデザインになったのでは?と思いました。


ちなみにこの日は私と同様、リニューアルされたという話を聞いて訪れた方も多かった(※ただし同業者というより沿線住民や観光客と思われる方ばかりでした。)ようでして、車両の話で賑わっておりました。

京阪 男山ケーブル

さてそんな「あかね」に乗車して、男山山上駅へ。
乗車していた方たちが全員降りられたタイミングでささっと車内を撮影ー。

プレスリリースのとおり、車体カラーリングに合わせて座席モケットと乗降ドアの柄が変更されたのが印象的です。

あと細かいところでは防犯カメラや車両愛称の銘板が設置されたのが変更点といえるでしょうか。いずれにせよイメージが大幅に一新されたのは間違いないと言えます。

しばし男山山上駅でも車両の取材を行った後は、先に降りていった乗客の方たちから少し(だいぶ?)遅れて私もいったん改札を抜けるのでしたー。


⇒次回へ続く