さて京津線、石山坂本線と京阪大津線の全線乗車も果たした後は再度びわ湖浜大津駅へ。

さすがに時間が経過し、影になってしまう場所が増えてきたことから撮影者の方たちもだいぶ減った感じでしたので、私たちもいよいよ本格的に大津線の撮影をすることにしました。

京阪電鉄 麒麟がくる

という訳でまずは早速、今回の遠征で一番撮影したかった、NHKの大河ドラマ『麒麟がくる』ラッピング編成の600形(609-610編成)を撮影―。

『麒麟が来る』は戦国時代の武将、明智光秀公を主人公とした大河ドラマですが、大津線沿線に縁がある(※坂本城を居城とし、滋賀県の一部を治めていたなど)ということで、今回のラッピングが実現したようです。

俳優や女優といった出演者の方たちがラッピングされた編成は、700形の「ちはやふる」ラッピング編成(705-706編成)以来でしょうか?新たなフルラッピング編成のデビューという事で、やはり注目度は高い感じでした。

・・・しかしだいぶ減ったとはいえ、それでもいつもと比べれば圧倒的に撮影者の方の数が多かったので、『京津線の800系が石山坂本線でも走るんじゃね?』と冗談のつもりで言ったらー。

京阪電鉄 800系

『ホントに来た・・・だと・・・っ!?』

・・・なんと本当に石山坂本線を走る800系(805-806編成)がやってきました。

どうやら車両交換を行ったようでして、錦織車庫から805-806編成が出庫、回送列車でやってきて、そのまま折り返し京津線の運用に充当されました。

ということは当然、交換された編成(※ちなみに該当は815-816編成でした。)が回送列車として出てくるはず。

普通に考えれば京津線を走行して四宮駅まで回送し、隣接する留置線へというのがセオリーですが、『もしかして錦織車庫へ!?』という淡い期待をしたものの、やはり順当に?回送列車は四宮方面へ向けて走っていきました。

「嘘から出たまこと」なのかは定かではありませんが、全く予想だにしていなかった事態に私たちはしばらく開いた口が塞がりませんでした(笑)

京阪電鉄 大津線

さて石山坂本線の線路を走る800系という、何気に今まで撮影したことがなかったネタを抑えた後は、徐々に心を落ち着かせつつ大津線を撮影ー。

当たり前の話ですが、やはりというか新塗装の編成が本当に増えましたね。画像にはアップしておりませんが、とうとう新塗装のハーフラッピング編成も登場していたのが印象的でした。

そんな中で、記事をアップした現時点では既に運行を終えている「80型塗装」の700形こそ撮影できませんでしたが、700形に800系と、数少ない原色編成を撮影する機会に恵まれたことはラッキーだったと思いますので大満足でした。


京阪電鉄の全線に乗車し、京阪本線沿線で新たな撮影場所で撮影、そして大津線で新しいネタを撮影ー。まさに2020年最初を飾るにふさわしい?(やりすぎ?)全力おけいはん三昧の遠征をすることができました。


現在は新型コロナウィルス(COVID-19)が世界的に流行しております関係で、しばらく遠征は様子見ということで、自粛(※少なくとも3月中の活動は中止しています。)さぜるを得ませんが、落ち着いた頃にでも再び京阪遠征をしたいと思います。


ーおしまいー